レボリューション・イン・ザ・バレー の商品レビュー
隠れた良書 文字のちひささが難点。 全篇カラーのしかくい豪華な造本。 書き手はMacの開発者で、Macintosh開発の裏話がてんこもり。当時の競争相手のIBMも出てきて、時代がわかる。 ジョブズいはく、ビル・ゲイツがMacをパクってWinodwsができたさう。
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初めてMacintoshが世の中にでることに情熱を注いだ人たちのエネルギーが伝わる本です。 jobsはMacに何を求めたのか? エンジニアは、なににワクワクしたのか? そして、なぜ、jobsはAppleを去らねばならなかったのか? "Change"...
初めてMacintoshが世の中にでることに情熱を注いだ人たちのエネルギーが伝わる本です。 jobsはMacに何を求めたのか? エンジニアは、なににワクワクしたのか? そして、なぜ、jobsはAppleを去らねばならなかったのか? "Change" それにかかわることができた人は幸せです。 それを触れることができるのも幸せだと思います。
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この本はオリジナル版のMacintoshの主要な開発者の一人として知られる著者が、開発現場のありのままの姿を振り返るドキュメントです。5年間の『濃ゆい』ドラマの数々が一冊に納められております。 僕が実物の初代マッキントッシュを初めて見たのはスティーブ・ジョブズがこの世を去った...
この本はオリジナル版のMacintoshの主要な開発者の一人として知られる著者が、開発現場のありのままの姿を振り返るドキュメントです。5年間の『濃ゆい』ドラマの数々が一冊に納められております。 僕が実物の初代マッキントッシュを初めて見たのはスティーブ・ジョブズがこの世を去った際、彼をしのんでアップルの本社やアップルストアに花やかじりかけのリンゴやジョブズを追悼するメッセージにまぎれて、おいていったものからでした。それからジョブズとゲイツの若き日の熾烈な戦いを映画化した「バトル・オブ・シリコンバレー」と「welcome to macintosh ウェルカム・トゥ・マッキントッシュ」というドキュメンタリーDVDを見たことが本書を読むきっかけとなりました。 『週90時間、喜んで働こう』『海軍に入るよりは海賊になろう』などのいまや伝説的な開発時のスローガンやリドリー・スコットを監督に迎えて作られたあまりにも有名なCMもそうですが、ここに記録されてある開発者たちの一つ一つのエピソードがドラマチックでありました。なんと言っても一人一人が若い!ジェフ・ラスキンからマッキントッシュのプロジェクトを強引に奪った若き日のジョブズの鼻持ちならない顔やその後の運命をまだ知ることのないまなざしなどもそうですが、ここに写っているすべての開発者たちの『世界を変えてやるんだ!』という情熱が全編から滲み出て来るようなクロニクルでありました。 そして、苦労の末にマッキントッシュが販売されて目的を見失ったスタッフや、マックをリバース・エンジニアリングしてウィンドウズを開発したビル・ゲイツと彼の容赦のないビジネスの手腕。彼のスタイルは『将来の芽を徹底的につぶす』のがひとつの特徴でしたが、ここでその萌芽が出ていることを感じてしまいました。この本は現在絶版しているみたいですが、当時の開発者の情熱の一端を知りたい、という方はぜひ一度、ご覧になっていただけると幸いです。
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パーソナル・コンピュータ業界が、Steve Jobs が、そして全てのものが若かった時代の物語。Macintosh が Jef Raskin の野心的なプロジェクトとしてスタートし、やがて Steve Jobs に率いられ、数々のチャレンジを乗り越えてついに 1984年 1月に発...
パーソナル・コンピュータ業界が、Steve Jobs が、そして全てのものが若かった時代の物語。Macintosh が Jef Raskin の野心的なプロジェクトとしてスタートし、やがて Steve Jobs に率いられ、数々のチャレンジを乗り越えてついに 1984年 1月に発売されるまでの、開発チームの様々なエピソードをその当事者が書いた一冊。Steve Wozniak の "Those rare days when the rules of innovation were guided by internal rewards, and not by money" という言葉が、(多少陳腐ながらも)当時の雰囲気を良く伝えている。Macintosh チームが経験した極度の緊迫感、卓越した情熱、エンジニアとしての、いや芸術家としてのプライドがほとばしるエピソードは、どれを読んでも鳥肌がおさまるのにしばらくの時間を必要とした。 僕がコンピュータに興味を持ったときには、すでに Macintosh は存在していて、秋葉原の T-Zone でその全てにおいて次元の異なる、しかし高価なマシンを眺めていた思い出しか残っていない。同時代に生きながら、1984年のこの熱狂を共有できなかったことは残念だ。
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