永遠の仔(2) の商品レビュー
少しずつ語られる過去と現在。平穏だったはずの現在も、大きく動き出している感じでますます先が気になる。物語の核心は、まだ明かされず。 ある意味ではテンポが遅いともいえるんだろうけど、こうやって丁寧に描いていく物語は好き。
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だんだんと個性が顕わになってきています。ところどころで挿入される殺人シーンも気になるけど、これに関しては謎解き的要素も含まれてくるんでしょうか。今のところ、怪しい人はだいぶ怪しいけど、ミスリーディングの上でどんでん返し、みたいな流れもありそうで。でも主題はやっぱり、虐待にまつわる...
だんだんと個性が顕わになってきています。ところどころで挿入される殺人シーンも気になるけど、これに関しては謎解き的要素も含まれてくるんでしょうか。今のところ、怪しい人はだいぶ怪しいけど、ミスリーディングの上でどんでん返し、みたいな流れもありそうで。でも主題はやっぱり、虐待にまつわるエトセトラですよね。
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今のところ、家族狩りよりも読みやすい感じです。 話のテンポもストーリーも全く飽きずに読み進めてます。 物語が暗い方向に進んでるのが心配ですが。。。 (ハッピーエンドが好きなので。)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1巻が人物とか背景に関しての謎の提示が主だったのに対し、この巻は現在における実際の事件が起こり始めます。ようやく、物語としてうごきだしたって感じ。描写に工夫があって、可能性を簡単に排除して、真相が特定できないようになっている。 ミステリーとしても、一流だなと思います。 テーマは児童虐待だと思っていたんですが、それは間違いないにせよ、もうちょっと正確に言うと「家族」とか「親と子」っていうのがテーマなのかもしれないですね。
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少しずつ語られていく3人と3人の家族のの過去。しかし未だ確信には一切触れていない。先が気になるので読むペースがUP中w
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少しずつ過去は語られてきているが、まだ謎のままだ。虐待された人は同じことを繰り返すのか?手あかのついた議論ではあるが、まだ答えのない問いに真っ向から対峙している。 奈緒子に素直になれない梁平の姿はとても辛くなる。
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次第に語られだす過去と、主人公近辺で巻き起こる事件。交差しつつ凄惨な原因にむけて物語は進む。テーマやキーワードが重いのに、スルスル読めちゃうのがいいところ。今後に期待。
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偶然とは呼べない再会を果たした3人。 秘密が明らかになりそうな予感。 親子間の愛憎、自分自身に対する憎しみ、様々な感情が渦を巻いていて痛々しい。 再会、事件。3人のこれまでの生活が、激しく変化していく。
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1巻目、暗いなぁと凹みつつ、2・3巻目はあっと言う間に読んじゃった。 ~告白~の終盤を電車の中で読んでたんだけど、思わず涙ぐんじゃったよぉ(;_;) 主人公の優希のお母さんが亡くなって、そのお骨を拾ってる時にジラフとモウル(優希の友達)が「いいお母さんだった」っていろんなエピソー...
1巻目、暗いなぁと凹みつつ、2・3巻目はあっと言う間に読んじゃった。 ~告白~の終盤を電車の中で読んでたんだけど、思わず涙ぐんじゃったよぉ(;_;) 主人公の優希のお母さんが亡くなって、そのお骨を拾ってる時にジラフとモウル(優希の友達)が「いいお母さんだった」っていろんなエピソードを話すの。 「テストで10点取ったって言ったら、順番や点数にとらわれちゃだめだって笑ってくれた」「絨毯に紅茶をこぼした時、ミスから学ぶことが大事なんだって励ましてくれた」・・・ でもそれは全部うそ。 優希にとって全然良いお母さんじゃなかった。 小さい頃に覚えた、「想像上の家族」を語って現実逃避するって手段を使っただけ。 わ たしも現実逃避大好きです・・・痛いです・・・
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幼児期に受けた虐待からある事件を起こした3人が再会を果たす。 過去と現在を交互に進め、二転三転する展開と心の葛藤を描く物語。 本作は5部作のうちの2部目。 真実は知らないといけないのかな? 知るべき真実と知るべきじゃない真実があって、後者の先にはお互い傷つくことしかない。 3人...
幼児期に受けた虐待からある事件を起こした3人が再会を果たす。 過去と現在を交互に進め、二転三転する展開と心の葛藤を描く物語。 本作は5部作のうちの2部目。 真実は知らないといけないのかな? 知るべき真実と知るべきじゃない真実があって、後者の先にはお互い傷つくことしかない。 3人の秘密を追う人々が次々と傷ついていく。 そして傷ついていく人々を見て3人は真実をどうするか葛藤する。 あっという間に読めた割には心が落ち込んできます。 秘密ってのは何なんだろうと考えさせられるオススメ作品です。
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