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水曜の朝、午前三時 の商品レビュー

3.4

192件のお客様レビュー

  1. 5つ

    24

  2. 4つ

    62

  3. 3つ

    56

  4. 2つ

    25

  5. 1つ

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2009/10/04

児玉さんがPOPで絶賛していました。読み始めたら、静かで淡々としているのに重苦しく胸に迫ってくる人間の思いと、人生の気まぐれのようなめぐり合わせに引き込まれていました。本当にこんな恋があったとしたら…しかしあってもおかしくはないのかもしれない。平凡に見える普通の家庭にだって、思い...

児玉さんがPOPで絶賛していました。読み始めたら、静かで淡々としているのに重苦しく胸に迫ってくる人間の思いと、人生の気まぐれのようなめぐり合わせに引き込まれていました。本当にこんな恋があったとしたら…しかしあってもおかしくはないのかもしれない。平凡に見える普通の家庭にだって、思いもよらぬエピソードがあるのだから。舞台は、いずれも縁のある土地。曇天を思い起こす日本海を臨む港町と、今まさに生活の中心である大都市。見知った名前をなぞることも楽しく、時代と場所を一度に旅行するかのような感覚も、私にはとても興味深いことだった。

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2009/10/04

the昭和☆って感じデスw 万博世代に生きてたヒトは、すっごくすっごく懐かしいと思いマス☆ あたしは・・・女のほうがやっぱり打算的なんだなーと思いました! そんでもって、人生何が起こるかわかんなぃ★ あの時、あの人との人生を選んでいたら・・・なんて考える日が来るのかな??

Posted byブクログ

2009/10/04

親の友達が絶賛していた本だって読んだけど、あんまり心に響かない。 時代なんだろうな。すごく素敵な人がいて付き合えて、だけど、彼の身元が朝鮮人てわかっただけで話し合いをするわけでもなく、相手に言い訳する隙も全く与えず、拒絶して終わっていく。 もちろん今でもあるだろうし、自分自身同じ...

親の友達が絶賛していた本だって読んだけど、あんまり心に響かない。 時代なんだろうな。すごく素敵な人がいて付き合えて、だけど、彼の身元が朝鮮人てわかっただけで話し合いをするわけでもなく、相手に言い訳する隙も全く与えず、拒絶して終わっていく。 もちろん今でもあるだろうし、自分自身同じ立場にたったとき逃げ出すかもしれない。 けれど、相手にいっぱい聞きたいことがある。拒絶して終わる人もいるだろうけど、それをわざわざ小説にして読んでもあんまり感動とかはしなかった。 ただ最初の語り口が娘の夫っていう距離はよかった。 けれど、相手が朝鮮人ってことで拒絶したり、祖父がA級戦犯ってことを気にしてたりしていた若い頃と娘の夫が語る奔放な直美はむすびつかない。そっちのほうが気になった。

Posted byブクログ

2009/10/07

作中に出てくる「オールド・ファッションド・ ラブソング」が題名でも良かったんじゃない? 悪くないが、絶賛するようなものでもない気が。 冷めているけど理想主義、みたいな主人公の 心情に共感するのかな?普通は。

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2009/10/04

45歳の若さでなくなられた女性が、その娘のために自分の若き日の恋物語を語る・・ 書評などでは絶賛の言葉が並んでいたけれど、読んでいても特に感動もなく、自己主張の多い主人公には疑問を感じるほどだった。 母親が自分の父親ではない別の男が好きだった事実・・ 「もしもあのときこうだ...

45歳の若さでなくなられた女性が、その娘のために自分の若き日の恋物語を語る・・ 書評などでは絶賛の言葉が並んでいたけれど、読んでいても特に感動もなく、自己主張の多い主人公には疑問を感じるほどだった。 母親が自分の父親ではない別の男が好きだった事実・・ 「もしもあのときこうだったら・・」と思うことは、人生に何度とも起こることだ。 誰もが自分の人生の終焉を感じたときには、心の奥に詰まっていた事実をすべて伝えておきたいと考えるかもしれない。 それは事実なのだろうけど、あえて娘に知らせようとする母親の思考には抵抗を感じてしまった。 高い評価をあげる人には申し訳ないが、泣けるツボも無く、どこに感動するのかわからない。 S&Gの曲の題名と同じタイトルにひかれて購入したが・・残念。

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2009/10/04

「人生は宝探し」宝物である以上、そう簡単に見つけられるものではない。しかしただ漫然と生きていては何も見つけることはできない。でも耳を澄まし、目を見開いて注意深く進めば、きっと何かが見えてくるはず。何にもまして重要なのは内心の訴えなのです。あなたは何をしたいのか。何になりたいのか。...

「人生は宝探し」宝物である以上、そう簡単に見つけられるものではない。しかしただ漫然と生きていては何も見つけることはできない。でも耳を澄まし、目を見開いて注意深く進めば、きっと何かが見えてくるはず。何にもまして重要なのは内心の訴えなのです。あなたは何をしたいのか。何になりたいのか。どういう人間として、どんな人生を送りたいのか。それは一時的な気の迷いなのか、それともやむにやまれぬ本能の訴えなのか。耳を澄まして、じっと自分の声を聞くことです。歩き出すのは、それからでも遅くはないのだから。

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2009/10/04

1/26読了 人生の宝探しについて 女性の立場から書かれています。 激しい感情がリアルに伝わってきます。

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2009/10/04

心を引っかくような切ない恋愛小説・・・だと思って読み始めたのだけど、「恋愛小説」ではないような内容だった。引き込まれてあっという間に読み終えたのだけど、あまり感情移入はできなかった。歴史的問題、家族との確執、人種問題・・・様々な要因が入り組んでいて面白いのだけど、どうもすっきりし...

心を引っかくような切ない恋愛小説・・・だと思って読み始めたのだけど、「恋愛小説」ではないような内容だった。引き込まれてあっという間に読み終えたのだけど、あまり感情移入はできなかった。歴史的問題、家族との確執、人種問題・・・様々な要因が入り組んでいて面白いのだけど、どうもすっきりしないものが残った。「僕」と「四条直美」に素直に共感できなかったからか? 2007/02/01読了

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2009/10/04

45歳の女性翻訳家が亡くなった。彼女の娘に残されたのは4本のカセットテープ。中には、大阪万博の頃、夫と出会う前の彼女の熱く切ない恋物語が入っていた・・・。 オビの児玉清氏絶賛に、book firstでの文庫本ランキング2位ということで購入したのですが・・・正直肌にあわなかった・...

45歳の女性翻訳家が亡くなった。彼女の娘に残されたのは4本のカセットテープ。中には、大阪万博の頃、夫と出会う前の彼女の熱く切ない恋物語が入っていた・・・。 オビの児玉清氏絶賛に、book firstでの文庫本ランキング2位ということで購入したのですが・・・正直肌にあわなかった・・・。 家族との確執、友情、人種・国籍問題、時代背景などなど、かなり色んなポイントがあるのですが、どうにもこうにもつめこみすぎたというか、活かしきれてない感じ。死ぬ間際の彼女の声がカセットテープに吹き込まれている、という設定なので、大半が女性の一人語りなのですが、とりあえずこの人嫌い。ぜんぜん共感できない。昔傲慢だった、人を見下していた、というが、死ぬ今でさえその雰囲気は漂っており、そもそも恋に生き、愛に死ぬ、というその行動が余り好きではないのです。 一人称は特に、登場人物を気に入らないと面白いと思えないなあと勉強になりました。 ゴメンナサイ、☆1つ。

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2009/10/04

児玉清絶賛の帯が付いていて思わず買った本。 大阪万博の頃に恋をし、そして離れ離れになった男と女の物語を、死を目前にした女が語る、というシチュエーション。「もしあの時、あの人を選んでいたら・・・」「あの人をあきらめなければ・・・」そんな切ない思いと、ほんの少しだけの時間だけれども...

児玉清絶賛の帯が付いていて思わず買った本。 大阪万博の頃に恋をし、そして離れ離れになった男と女の物語を、死を目前にした女が語る、というシチュエーション。「もしあの時、あの人を選んでいたら・・・」「あの人をあきらめなければ・・・」そんな切ない思いと、ほんの少しだけの時間だけれども、本当のきらめきを放つオトナの恋愛。 ぐっと来るシーンがいくつかあって、とても面白かったです。

Posted byブクログ