模倣犯(1) の商品レビュー
2007.04.過去に悲惨な事件に巻き込まれた高校生の少年が、公園内で人間の片腕が捨てられている発見者となる.それは、連続殺人事件であった.犯人は声を変えて被害者の祖父などへと電話をしてくる.物語に引き込まれます.
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映画化もされた宮部みゆきさんの代表作。 場面変換を駆使しながら色々な角度から物語を進めていく手法は秀逸。 分厚さを感じさせず、一気の読者を引き込んで読ませてくれる。
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とにかく長かった。登場人物が多くて視点が章ごとに変わるため、最初は前のページをひっくり返さないといけなかった。読み進めていくと次第に慣れてくる。ストーリーはなかなか面白い。 週刊ポストに4年にわたり連載してたというのがすごいな。
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年末にガッツリ満喫した1篇! 新潮文庫で出るまで、話題にも目を逸らし、新書も映画も我慢して待っていたので格別です。 丁寧に丁寧に心模様を描いた上で、怒涛のようにアン・ハッピーな事件の渦中に叩き込まれていく人々。ふと、じっくり作りこんだ粘土細工を床に叩きつけるイメージが頭をかすめ...
年末にガッツリ満喫した1篇! 新潮文庫で出るまで、話題にも目を逸らし、新書も映画も我慢して待っていたので格別です。 丁寧に丁寧に心模様を描いた上で、怒涛のようにアン・ハッピーな事件の渦中に叩き込まれていく人々。ふと、じっくり作りこんだ粘土細工を床に叩きつけるイメージが頭をかすめましたよ…。なにもそこまで否になって叩き落さんでも…と思いながら、一巻から五巻まで、一気読みでした。(宮部さんめ!) 劇中の季節とちょうどオーバーラップな時期に読んだので、体感温度も臨場感満点。読むなら秋・冬がおススメです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1巻は、4、5日くらいかけて読んだんですが、2巻目以後は1日1冊ペースで読んでました。読み出したらやめられないのです。この時は朝方に就寝していましたね(笑)一番印象に残った所は、カズとヒロミが死ぬ直前の車の中でのやりとりです。カズの存在は、助演男優賞ものです。 (以後ネタバレ?かな) ピースの恐ろしさには途中までゾクゾクしましたが、最後あっさり罪をみとめちゃったり、ピースの真相が謎だったりして少し残念なんで星は4つです。
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まずは事件の概要が語られる。 長い物語の始まり。宮部さんの作品らしく一人ひとりのディテールにこっており、読み応え十分。 映画をみたがよくわからなかったひとに。
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宮部みゆきは人の悪意を書くのが巧い!心に抱える小さな悪意から、世間に対する大きな悪意まで。犯人の心情、巻き込まれた人々の心情、被害者家族の心情。。。それらが絡み合って大きな物語を形勢。読後のなんとも言えないやるせなさ。読み出したら止まらない怖い本です。
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今思えば、WJで掲載されてた○○ノートっぽいなぁとか思ったり、とかこっちは青の炎の説明で使った方が良かったかしら。(笑)確かこの本読んだ時に完全犯罪って難しいんだなーとか漠然と考えてた記憶がある。どんなに頭が良い人でもミスはする訳で、ミスしない人間なんか居ないんだよね。
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宮部みゆきの有名作。読み応えはあるが、割と早い段階で犯人が分かってしまうからねぇ。他の作品の方が好きでした。ということで★は3つ。
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映画はクソでしたが原作は本当に面白い。 犯人がわかってるのにドキドキする 小説って珍しいんじゃないでしょうか。 宮部みゆきは本当に滑り知らずです 「嘘をつくのは簡単だ。が、 その嘘を覚えておくのが難しい。」 これはマジで名言
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