討議倫理 の商品レビュー
【2011年_7冊目】 倫理学特論の教科書で、学部の授業に割にはやりがいがあった。いや、ありすぎました。難しかった~。一時放置気味だったけど、ちょっと悩んでいたことがあった時にハーバーマスが助けてくれたので、それ以来は頑張って読みました。正しいの?という問いの中には、真なるもの...
【2011年_7冊目】 倫理学特論の教科書で、学部の授業に割にはやりがいがあった。いや、ありすぎました。難しかった~。一時放置気味だったけど、ちょっと悩んでいたことがあった時にハーバーマスが助けてくれたので、それ以来は頑張って読みました。正しいの?という問いの中には、真なるものなのか、というものと、正当なものなのか、という2つの意味合いがあること、真なるものは人それぞれだけど正当なものはコミュニケーション的行為の中で共通のものとして存在しうる、という部分が好き。
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道徳意識の発達や道徳哲学についてレビューした『道徳意識とコミュニケーション行為』の後、さらに討議原理を精緻化しようとする。その極度に抽象的な原理を『事実性と妥当性』で法や政治とどう折り合わせるかハーバーマスは論じる。ハーバーマスの討議理論の過程を見る上で必読。
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