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また酒中日記 の商品レビュー

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2022/05/07

【P205】野坂昭如-理屈はいらない- 三日間固形物を一切摂らず、諸々の体調の悪化を自覚しつつも、家人に隠れて未明から焼酎のお湯割りを呑む。朝からの焼酎が原因で死んだ旧友を「かくすればかくなるものと知りつつも」自らを酒痴・酒奴と称し、「酒というものは、朝、昼、晩、夜、払暁までどっ...

【P205】野坂昭如-理屈はいらない- 三日間固形物を一切摂らず、諸々の体調の悪化を自覚しつつも、家人に隠れて未明から焼酎のお湯割りを呑む。朝からの焼酎が原因で死んだ旧友を「かくすればかくなるものと知りつつも」自らを酒痴・酒奴と称し、「酒というものは、朝、昼、晩、夜、払暁までどっぷり浸ってこそのもの」と喝破する。アッパレなるアル中精神。

Posted byブクログ

2021/08/01
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※このレビューにはネタバレを含みます

 私はお酒が大好きです。呑む場所は、小料理・スナック→立ち飲み・大衆酒場→家と変化してますがw。つまみも以前は青魚の刺身が中心でしたが、最近はサバや小肌で時々蕁麻疹が。体質は、確実に変化しています。吉行淳之介・編「また酒中日記」、1991刊行、2005.10再編集。源氏鶏太、梶山季之、立原正秋、川上宗薫、滝田ゆう、黒岩重吾など、文人たちの酒の楽しみ方です。

Posted byブクログ

2017/03/14

酒中日記の続編。今回は源氏鶏太・梶山季之・立原正秋・檀一雄・田辺聖子・五味康祐・野坂昭如・伊集院静…、と錚々たる顔触れ。しっかし、よう飲みはります。連日連夜、街に繰り出し、家でもチャンポン酒。「痛飲」通り越し「鯨飲」そのもの。 ◎刮目した立原正秋の仰天エピソード 妻と試写観賞の...

酒中日記の続編。今回は源氏鶏太・梶山季之・立原正秋・檀一雄・田辺聖子・五味康祐・野坂昭如・伊集院静…、と錚々たる顔触れ。しっかし、よう飲みはります。連日連夜、街に繰り出し、家でもチャンポン酒。「痛飲」通り越し「鯨飲」そのもの。 ◎刮目した立原正秋の仰天エピソード 妻と試写観賞の帰途、とある店へ。ブランデーを飲りつつ、ホステスの乳首を服の上からつまむ。帰宅した後、妻いわく。「あんなことなさってはいけませわ。」。悪趣味な鎌倉文士。文士たるもの、露悪趣味も文学の肥やしなんですな。ただ、この方の日記に漂うスノビッシュさには大いに閉口。毎年年賀状出してたら、今年は止めようと誓う方でありました。

Posted byブクログ