失敗百選 の商品レビュー
機械工学的、機械工学以外だが工学的、人間工学的、工学以外で社会文化的 ヒューマンエラーが起きないようにする工夫が必要。失敗を疑似体験するRPGが重要。1人よりも複数で討論する方が効果的。 作業で手を抜く。入力ミス、配線作業ミス、配管作業ミス。 設計で気を抜く。自動制御ミス、流用設...
機械工学的、機械工学以外だが工学的、人間工学的、工学以外で社会文化的 ヒューマンエラーが起きないようにする工夫が必要。失敗を疑似体験するRPGが重要。1人よりも複数で討論する方が効果的。 作業で手を抜く。入力ミス、配線作業ミス、配管作業ミス。 設計で気を抜く。自動制御ミス、流用設計。 個人や組織の怠慢。コミュニケーション不足、安全装置解除。 悪意の産物。違法行為、企画変更の不作為、倫理問題テロ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
一部ジャンル特化の説明が多いので それを専門としていない人は軽く読み流して かまいません。 大事なのはどうして起きてしまったか、ですので。 ひどい事件もありますよ。 なぜに酔った勢いで自販機を揺らすの…
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失敗の事例集。事あるごとに思い出したい。 ・機械の失敗の3兄弟は、疲労、腐食、摩耗 ・人の入れ替えで知識が途切れる ・本来の設計は「思いを言葉に、言葉を形に」という順番でモノができる。 ・製造、検査の失敗と比べると、企画・開発の失敗は、長期・組織的・遅効・少数という特性を持つ。...
失敗の事例集。事あるごとに思い出したい。 ・機械の失敗の3兄弟は、疲労、腐食、摩耗 ・人の入れ替えで知識が途切れる ・本来の設計は「思いを言葉に、言葉を形に」という順番でモノができる。 ・製造、検査の失敗と比べると、企画・開発の失敗は、長期・組織的・遅効・少数という特性を持つ。
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色んな事例が図を交えながら科学的に説明されていて興味深い。 少しマニアックでボリュームが多かったので、途中読むのをやめてしまったが、後半盛り返して何とかどくりょう
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工学者の視点で、あらゆる「失敗」を41の上位概念に集約。根性論を超えた科学的アプローチを図ったもの。 某社で事故の多発を受けて、社員教育をやりなおす、みたいな話がありましたが、そんな根性論よりもより有効性の高いアプローチとはこういうものであるように思います。 ○筆者は失敗学...
工学者の視点で、あらゆる「失敗」を41の上位概念に集約。根性論を超えた科学的アプローチを図ったもの。 某社で事故の多発を受けて、社員教育をやりなおす、みたいな話がありましたが、そんな根性論よりもより有効性の高いアプローチとはこういうものであるように思います。 ○筆者は失敗学の伝道師としても多くの講演をした。そこでは、お決まりの「安全意識高揚週間」「ヒューマンエラー撲滅運動」のようなスローガンを後押しすることを頼まれた。でも本当に"精神の叩き直し"で失敗は減るのだろうか(筆者が思うに、減るはずがない) ○コンコルドの墜落と廊下での転倒は、事象的には似ても似つかない事例どうしであるが、「落下物」という上位概念でみると、"似た者同士"になる。滑走路や廊下の上にモノを落とすと、移動物は止まれずにつまづいてしまう。
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http://www.morikita.co.jp/shoshi/ISBN978-4-627-66471-5.html
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某所にあったので,読んでみました。過去の失敗が系統立ててまとめられているのはいろいろと参考になります。大切なことは,温故知新とあるように,過去の経験を今後にどう活かしていくかということだと思います。
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失敗学という学問が、畑村洋太郎さんが唱えてから、世間全般に広まった様に思う。この本は工学的な視点による失敗の分類わけがなされてはいるけれど、大概の失敗はこの分類でまとめられ、なおかつ組み合わせでほぼ当てはまってしまう様に思う。過去の失敗をしっかり学ぶ事は、本当に取り返しのつかない...
失敗学という学問が、畑村洋太郎さんが唱えてから、世間全般に広まった様に思う。この本は工学的な視点による失敗の分類わけがなされてはいるけれど、大概の失敗はこの分類でまとめられ、なおかつ組み合わせでほぼ当てはまってしまう様に思う。過去の失敗をしっかり学ぶ事は、本当に取り返しのつかない失敗を避けるために必要な手だてだと思う。
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本当に”失敗百選”という感じでした エンジニア向けで私には語句の意味がわからないことも多々ありました。 この本でいっていることは、失敗というのは上位概念で分類すると41に分けられる。 それを具体例を載せて説明しているという形です。
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数々の失敗を細かく、そして読みやすく解説してくれているので非常に参考になる一冊。もっともっと売れて良い本だと思う。 文系の人間にとっては事故・惨事のデータベース的記録の読み物としても面白い。 面白いという言い方は不謹慎だが、機長が入力した行き先が不完全で飛行機墜落とか、記憶に残る...
数々の失敗を細かく、そして読みやすく解説してくれているので非常に参考になる一冊。もっともっと売れて良い本だと思う。 文系の人間にとっては事故・惨事のデータベース的記録の読み物としても面白い。 面白いという言い方は不謹慎だが、機長が入力した行き先が不完全で飛行機墜落とか、記憶に残る悲劇の信楽鉄道事故の見切り発車など、ちょっとした、本当に些細なことで大惨事となってしまう事例を読んで行くと・・・、一歩間違えば遭遇していたのも自分だったと思ってしまい怖くなります。 このボリュームで3600円は安いかな。お勧めです。
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