1,800円以上の注文で送料無料

分冊文庫版 鉄鼠の檻(2) の商品レビュー

4.2

18件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

禅について膨大なうん…

禅について膨大なうんちくが続く。被害者は増えるが、警察の捜査はちっとも進まず、スピードの遅い展開が続く。禅の歴史、禅の意味、悟りの意味、臨済宗曹洞宗の違い、などに興味のある読者は楽しめるかもしれないが、個人的には退屈と感じた。

文庫OFF

2024/05/06

仏教って難しいんだな。 そんなことを思った2巻。いや、1巻もそう思いましたけども。 自分と関わりの少ない分野のお話が続くので理解するのにめっちゃ時間がかかって読み終わるのにも時間がかかりました。 次でお話終わる……のよね?? 未だに何がなにやら分からないんですよねえ……

Posted byブクログ

2023/10/15

二人目の犠牲者が… やっと京極堂登場です♪ 次は拙僧が殺されると怯える坊主の憑き物落とし。 禅の何たるかを説く京極堂が素晴らしい… が…難しいので分かった気になって読み進める笑 まだ何一つ解決しないまま二巻読了(゚-゚*;)(;*゚-゚)

Posted byブクログ

2020/08/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

また僧が殺されてしまいました。 明慧寺の謎は最古参の泰全老師の話によって一部明らかになりましたが、そもそもの明慧寺の由来等についてはまだ分かっていません。この後明らかになるのかしら…。 山下警部補はもはや道化師です。 明慧寺の貫主に一喝される場面は痛快でしたが、彼はこんな役回りで終わるのでしょうね、多分。 そして1巻からの飯窪のおかしな言動の理由も分かりました。彼女も事情を抱えていたのですね。その事情もこの事件に関わってくるのでしょうか。 〖 京極堂の仏頂面を目にして、これ程の安心感が得られるとは——正直私は思ってもいなかった。 〗 関口が言うように、私も愈々これから解決へ…と期待を持ったのですが、まだその時ではないようです。 ですが、次は自分が殺されるのではと思い込んでいる常信の“憑き物落とし”を渋々ながらやってくれました。 仏教もそうですが、禅についても詳しくないので、この長い話は大変参考になります。 続きが楽しみです。

Posted byブクログ

2020/08/03

再読。 坊主たちに翻弄され(誰が誰だか混乱する)、 チマチマと読み進める。 「悟り」とは何ぞやのシーンで、 当時初めて本書を読んでいた頃、猛烈に悟るという事に 憧れていた事を思い出す。 関口くんのダメっぷりが余り見れず、少し残念。

Posted byブクログ

2019/07/19

禅における悟り=自我の確立? 自在な精神のためにまずは全てを否定する。 禅の観点に立つと、芸術は作者の絶対的主観の表出に過ぎない。

Posted byブクログ

2018/02/02

箱根のお坊さん連続殺人事件の分冊第2巻。 山中に現れる振袖姿のお嬢ちゃんの謎も気になる。 しかし、京極さんのお話はいろいろとためになるなぁ! 十牛圖とか、サンプルまで載っていて良かったです♪ 黒い牛さんが途中から白い牛さんになるとか、いろいろ考えたらこれだけで何日も楽しめそう...

箱根のお坊さん連続殺人事件の分冊第2巻。 山中に現れる振袖姿のお嬢ちゃんの謎も気になる。 しかし、京極さんのお話はいろいろとためになるなぁ! 十牛圖とか、サンプルまで載っていて良かったです♪ 黒い牛さんが途中から白い牛さんになるとか、いろいろ考えたらこれだけで何日も楽しめそうです。 前々から禅には興味があったので、今回のお話はそのあたりの歴史とかにも詳しくなれて嬉しい。 禅寺には福井の永平寺さんをはじめ、各派の有名寺さんにはそれなりに行っているし…ね。 物語は、京極堂さんがこの巻の最後あたりで話に絡んできて、これからどうなるかな~って感じでした。 なんだか宇治にある黄檗宗の萬福寺さんに行きたくなってきたなぁ。 あのあたりは美味しいパン屋さんも多いんだよね!

Posted byブクログ

2014/08/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

坊主だらけで登場人物が混乱する。 そして、この段階で京極の憑き物落としが行われる。 いつもの如く関口君がバカバカ云われながら憑物落としが完結する。 相変わらず淀みなく論破していく様がたまらない。 禅や悟りを科学するのではなく、言葉で言い表せない境地ー幻覚をいかにうまく受け流すかが肝要であると(多分そんな感じ)。 疾しい心をいかに自分と向き合いうまく受け流せるかが肝要という話には実感せざるを得ない。 その流れで出てくる「末那識・阿頼耶識が空の理論に基づく...」という流れではもう空の境界しか思い浮かばないのは仕方のないことw 先が楽しみだ。

Posted byブクログ

2012/12/25

感想はまとめて4巻に。 しかし、相変わらず難しいのと、 登場人物が多くて、途中でこの人は誰だったか、 あの話はどんなだったか、と間があいてしまうと忘れてしまってダメですね(笑)

Posted byブクログ

2012/12/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

京極堂は突然振り返った。 そして立ちすくんでいる敦子鳥口を見て、 「あまり深く入り込むなよ」 と云った。 今更何を云うにだーーと私は思った。 仙石楼の現場検証の場面から始まり、鎌倉から明慧寺を訪ねて来た僧侶が保護されたという一報が入るまで。檻のような山から下りて来た関口等を迎えたのは京極堂の粗忽者という一言。 繰り返し深入りするなと警告する京極堂の言葉とは裏腹にどんどん入り込んでしまう第2巻。 只働きだと憑物落としで京極堂が文句を云い始めます。でもまだ序の口(笑)

Posted byブクログ