日本詞華集 の商品レビュー
「日本詞華集」(西郷信綱、廣末保、安東次男編 未来社刊)を やっと手に入れることができました。 この詞華集は古事記、万葉集から現代の詩、和歌、俳句までの 人口に膾炙された名歌がぎっしりと収められております。 そのあとがきに、「詞華集(アンソロジー)」の語源は古代ギリシャ語で、 a...
「日本詞華集」(西郷信綱、廣末保、安東次男編 未来社刊)を やっと手に入れることができました。 この詞華集は古事記、万葉集から現代の詩、和歌、俳句までの 人口に膾炙された名歌がぎっしりと収められております。 そのあとがきに、「詞華集(アンソロジー)」の語源は古代ギリシャ語で、 anthos(花)とlegein(集める)からなる言葉からきていると書かれています。 花も見方によってはさまざま花に変わります。 歌になってはいませんが、娘からもらった誕生日プレゼントの花はうれしい花、 また、映画「ひまわり」の中でソフィア・ローレンが見たひまわりは つらくせつない花だったのでしょう。 昔から多くの詩人、歌人たちはこの様な様々な想いを歌の花に託したのだと思います。 遠い昔から今日の多様な詞華を一冊の本の中におさめてある。 それを時に応じてパラパラと頁をめくり、楽しいひと時を過ごしたいと思います。
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