実験小説 ぬ の商品レビュー
タイトル通り実験的で意欲的な短編&ショートショート集。どの作品も貪欲に『奇異』である事を貫いていて悪くないんだけど…こんなに目先の変わったエネルギッシュな作品が揃っているにも関わらず、お腹いっぱいになれない。上っ面過ぎて重みがなく感じてしまうのは、多分文章力の問題かと。もったいな...
タイトル通り実験的で意欲的な短編&ショートショート集。どの作品も貪欲に『奇異』である事を貫いていて悪くないんだけど…こんなに目先の変わったエネルギッシュな作品が揃っているにも関わらず、お腹いっぱいになれない。上っ面過ぎて重みがなく感じてしまうのは、多分文章力の問題かと。もったいない!
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なんだこりゃあ・・・というような作品集。短編とショートショートがたくさん収録されています。シュールな作品もショートショートならいいんですけど、少し長い短編だと飽きが来てしまいます。
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日本推理小説作家協会賞受賞作『石の中の蜘蛛』を作者の表代表作とするなら、この作品はいわば裏代表作。異形コレクション初出の井上雅彦御大をして“怪作”と言わしめた「喇叭」と言い、辞書の記述がいつのまにやら物語と化す「参」など、奇想小説とでも言うべき作品群。なにより作者の力量が如実に現...
日本推理小説作家協会賞受賞作『石の中の蜘蛛』を作者の表代表作とするなら、この作品はいわば裏代表作。異形コレクション初出の井上雅彦御大をして“怪作”と言わしめた「喇叭」と言い、辞書の記述がいつのまにやら物語と化す「参」など、奇想小説とでも言うべき作品群。なにより作者の力量が如実に現れている。これからも同傾向の傑作が続くのは間違いない。
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「実験小説」という言葉にひかれて読んでみました。まあ、目先の変わった話ばかりなので、面白かったことは面白かったんですが、全部読み終わっても「結局それだけかよ」みたいな欲求不満が残りました。決してつまらないわけではないのですが、満足感はなし。書評か何かで筒井康隆みたいだとか書かれて...
「実験小説」という言葉にひかれて読んでみました。まあ、目先の変わった話ばかりなので、面白かったことは面白かったんですが、全部読み終わっても「結局それだけかよ」みたいな欲求不満が残りました。決してつまらないわけではないのですが、満足感はなし。書評か何かで筒井康隆みたいだとか書かれてましたが、まあ、分からないこともないけど賛成はしかねる。でも軽い暇つぶしにはいいと思います。
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2006/8/9読了。なんとも不思議な本。 みんなどこかで見ている「あの人」があんな形で物語になるとは。。 ?という作品もあるけど、どういうわけか引き込まれる。
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ポストモダニズム?そんなことはどうでもいい。イタロ・カルヴィーノ、ヴァージニア・ウルフ、阿刀田高、星新一、筒井康隆。個人的には、安部公房、夏目漱石の「夢十夜」。これらになんとなくグッとくるものがある人向け。ブラックユーモア的なミステリー、も含む。正解とかがない感じ。こういう作品は...
ポストモダニズム?そんなことはどうでもいい。イタロ・カルヴィーノ、ヴァージニア・ウルフ、阿刀田高、星新一、筒井康隆。個人的には、安部公房、夏目漱石の「夢十夜」。これらになんとなくグッとくるものがある人向け。ブラックユーモア的なミステリー、も含む。正解とかがない感じ。こういう作品は、騙されてでも読むべき。
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完読できませんでした(泣)1話目はとっても面白かったんだけど、2話目から面白さがわからなくて5話くらいでダウン。私ってまだまだ保守的なんだと、ちょっと悔しくなるくらい革新的なストーリー達。
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http://mit56.way-nifty.com/dawn/2005/08/post_30b5.html
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