目下の恋人 の商品レビュー

辻仁成(著者)

いい話だと思います。…

[文庫ＯＦＦ]

いい話だと思います。そのほか色々な長編の原型らしきものが出てきます。

一瞬が永遠になるもの…

[文庫ＯＦＦ]

一瞬が永遠になるものが恋 　　　永遠が一瞬になるものが愛 恋人に「目下の恋人」＝「当面のところの恋人」と紹介されたらどう思うだろうか？やっぱり良い気はしないかな？ けど、あぁこんな恋愛のかたちもあるんだな…って考えさせられる物語を集めた短編集です。 辻仁成さんらしい、優しい文章で書かれた恋愛小説です☆

短編集です。比較的ス…

[文庫ＯＦＦ]

短編集です。比較的スラスラと読めます。同時多発テロがまたもやよくでてきます。

短編集

[TDO]

目下の恋人は、其の中の一話。
短編集の中に、「サヨナライツカ」と同じ話が「好青年」という題名で載っている。
話は、タイではなく、ニューヨークだが、沓子 光子はそのままの名前である。
他、自分を王様だという男の話もあった。これは、「ニュートンの林檎」と同じような話だ。
週刊誌用に書いたものを本にしたようだが、辻仁成はアイデアを短編でかいて、あとで長編化するようだ。

オススメ

[TKS]

人と人が向かい合って触れ合って。そこには、パターンも常識も関係ない。１０篇の短篇に登場する人たちは皆、それぞれの「恋」と「愛」のカタチを貫いていて……自分の愛のカタチって、何かな？そんなこと、考えたりもする。

2022/02/18

色々染みる。偽りの微笑みとか。目下の恋人がよかった。太陽待ちの元みたいな短編がありましたね。

バスに揺られながら、私はどんなに好きでも、魂まで差し出すのは間違えている、と自分に言い聞かせた。

好きこのんで愛人なんてものになりたい女なんかいない。

2021/03/06

短編恋愛小説(恋愛ぽくないのもありましたが)です。色んな要素の恋愛が書かれていますが、別れを告げられる話は切なく考えさせられるものでした。一番は 「好青年」ですが、9.11絡みの2作と「偽りの微笑み」(まで)も好きですね。

2019/10/31

辻さんの作品は初めて読みましたが世界観についていくまで時間を要する作品も多々ありました（笑）美しい恋愛に憧れてしまいがちな人間の心理を、良い意味で裏切ってきます。人生をあとひと回りした後に読むとまた違った想いになるかなあ、と。

2014/07/21

たくさん読んで、大半の内容次々忘れてしまう。その中で衝撃をうけるような内容、変わったプロット、文体がすごく好き、だと覚えている。 目下の恋人はよく覚えている。台詞とこの男性の心理が、数ある恋愛小説の、似た場面から、際立って感じられたから。
#bookoff

2013/12/17

辻さんの短編集。
中でも「好青年」という作品を見て。。。
なんか聞いたことがあるようなフレーズ。。。
あっ！「サヨナライツカ」ではないか！！！
しかも舞台をタイからニューヨークに変え！！！
この作品により過去の「サヨナライツカ」を読んだ時の記憶を思い起こさせてくれたから★★★★。