遠花火 の商品レビュー
通常の捕物帳と違って…
通常の捕物帳と違って、「見届け人」という立場が微妙で、なかなか最初は感情移入しずらかったが、読み進めるうちにその世界に引き込まれていた。この作者独特のやさしさが、伝わってきてすばらしい一冊。
文庫OFF
武家の次男である主人…
武家の次男である主人公。噂が事実がどうかを確かめる『見届け人』をしている。主人公の爽やかな心根、だるまや主人やその姪、主人公の同業者達などの姿が生き生きとかかれていると思う。
文庫OFF
町の噂 公儀の裏事情…
町の噂 公儀の裏事情等いろんな情報が集まる古本屋「だるま屋」。情報の正体 正確さをだるま屋の主 吉蔵に報告するのが見届け人。秋月伊織はその一人。 秘宝と共に消えた藩士 舟から失踪した船頭と客‥ 持ち込まれた情報を見届けその裏にある悪とも戦うだるま屋の面々。いつの時代も、人の噂話に...
町の噂 公儀の裏事情等いろんな情報が集まる古本屋「だるま屋」。情報の正体 正確さをだるま屋の主 吉蔵に報告するのが見届け人。秋月伊織はその一人。 秘宝と共に消えた藩士 舟から失踪した船頭と客‥ 持ち込まれた情報を見届けその裏にある悪とも戦うだるま屋の面々。いつの時代も、人の噂話に翻弄されてしまう人がいるのは変わらない。噂話等 不確かな情報に惑わされない洞察力をつけたいと思う作品だった。
文庫OFF
藤原緋沙子さんのシリーズものは安心して読めるので重宝しています。 本書は“見届け人秋月伊織シリーズ”の第一弾です。 公儀の裏事情から町の噂まで、さまざまな風聞が集まる「だるま屋」にて、噂の真相を探って“見届ける”秋月伊織が主人公。 イケメンで剣も強く人柄も爽やかな伊織様が、“見...
藤原緋沙子さんのシリーズものは安心して読めるので重宝しています。 本書は“見届け人秋月伊織シリーズ”の第一弾です。 公儀の裏事情から町の噂まで、さまざまな風聞が集まる「だるま屋」にて、噂の真相を探って“見届ける”秋月伊織が主人公。 イケメンで剣も強く人柄も爽やかな伊織様が、“見届け“だけではなく、お困りごとや事件の解決にも奔走しています。 ご都合主義的な展開と感じる方もいるかもですが、私はこの安心感が心地よいです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
市井のなかの噂を見届けるという「見届け人」という職業設定は面白いが、起こる事件は意外に奥が深く、大きいため、最後は「見届け人」の立場では解決できないことになり、兄の力を頼ることになる。主人公の力不足の感も否めない。謎を小さくしてはつまらないし、大きくしては「見届け人」に余ることになる折り合いが難しい。私としては、謎の大きい形が面白いので、「見届け人」でありながら、裏稼業ができるようにしたら、すっきりするのではないかと思ってしまう。
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L 3 見届け人秋月伊織事件帖 内容(「BOOK」データベースより) 「八歳の女子が赤子を生んだ」「他人の墓石を勝手に磨いて回る何者かが出現」江戸旅篭町の古本屋「だるま屋」には公儀の裏事情から町の噂まで、さまざまな風聞が集まる。噂の出所や行く末を追って秋月伊織が“見届ける”抜き...
L 3 見届け人秋月伊織事件帖 内容(「BOOK」データベースより) 「八歳の女子が赤子を生んだ」「他人の墓石を勝手に磨いて回る何者かが出現」江戸旅篭町の古本屋「だるま屋」には公儀の裏事情から町の噂まで、さまざまな風聞が集まる。噂の出所や行く末を追って秋月伊織が“見届ける”抜き差しならない男女の通い合い、心に響く親子の情愛。人情あふれる書下ろし時代小説新シリーズ。
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藤原緋沙子らしい連作短編。登場人物と設定を変えて、いつも通り。 シリーズを通した目的もなく、今のところはただ軽い事件と薄い人情話がつ続いているだけ。
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