水曜日のジゴロ 伊集院大介の探究 の商品レビュー
だいぶ前にこのシリーズを読んだ記憶があり、久しぶりに読んでみようかなと思いました。 それが、全く好みの内容じゃありませんでした。 あまりにもグロテスクで、少々気分が悪くなりました。 しかも伊集院大介は、殆ど登場せず… これも途中で、読むの止めようかと思ったくらいです。
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- ネタバレ
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「伊集院大介の探求」という副題から、どれだけ読み取れるかが鍵かもしれない。 本書には、伊集院大介の推理はない。 残るのは伊集院大介の透明感だけ。 それが「探求」という意味だと気が付かないと、本書を読んでいても辛いだけかもしれない。 栗本薫が描こうとした人物3人を、どれくらい理解できるだろう。 連続殺人鬼の話なので、お勧めはしたくない。 伊集院大介が推理するようでは、シャーロックホームズやポアロを超えることはできないと思う。 推理しなくても、透明感だけの存在であるところに伊集院大介の異能力があるノではないだろうか。
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初期の伊集院大介ものは好きだったのだが…。むざん。かも。というか、初期作品への好感が郷愁に過ぎないのかもしれない。… 伊集院大介の伊集院大介なところは今でも好きですが。合掌。
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伊集院大介シリーズ。 読ませるんだけど、面白いんだけど、1作品の単品として読むのは辛い。 伊集院大介シリーズと、栗本薫ファンが読むには面白い。 敷居が高いってことなのか。設定がコアってことなのか。はて。
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我らの伊集院大介もはや50代。名探偵というよりもなんとなくセラピストって感じかも。本編は六本木サーガ。大介さんの友人で男装の麗人・樹の周りで連続シリアル・キラー(快楽殺人)が起こる。ふと知り合った、美貌の青年・千秋と樹はお互い心の傷の癒しを求めるが‥‥。最近の御大の小説通り、会話...
我らの伊集院大介もはや50代。名探偵というよりもなんとなくセラピストって感じかも。本編は六本木サーガ。大介さんの友人で男装の麗人・樹の周りで連続シリアル・キラー(快楽殺人)が起こる。ふと知り合った、美貌の青年・千秋と樹はお互い心の傷の癒しを求めるが‥‥。最近の御大の小説通り、会話中心ですすんでゆきます。
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