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森博嗣の浮遊研究室(5) の商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2012/05/07

「浮遊研究室」最終刊。 もともと、ただずっと続いていたものを 5つに分冊しただけのものなのだから、 その内容は前4冊と何も変わらず。 森博嗣が「ご案内」で書いている内容の鋭さ、 本編でのおしゃべりの中にときどき見られる 新しい視点からのものの見方には感服するばかり...

「浮遊研究室」最終刊。 もともと、ただずっと続いていたものを 5つに分冊しただけのものなのだから、 その内容は前4冊と何も変わらず。 森博嗣が「ご案内」で書いている内容の鋭さ、 本編でのおしゃべりの中にときどき見られる 新しい視点からのものの見方には感服するばかりだし、 御器所さんや車道先生のダジャレ合戦も、 言葉遊びが好きな人間にはたまらない。 内容はつまるところただの「雑談」なので、 読み終わったあとには何も記憶に残らないけど、 あとで読み返していろいろ拾うことはできそう。

Posted byブクログ

2010/03/07

WEBダ・ヴィンチ連載作品単行本完結作 読了日:2006.12.10 分 類:エッセイ ページ:304P 値 段:1400円 発行日:2005年7月発行 出版社:メディアファクトリー 評 定:★★★ ●作品データ● ---------------------------- ...

WEBダ・ヴィンチ連載作品単行本完結作 読了日:2006.12.10 分 類:エッセイ ページ:304P 値 段:1400円 発行日:2005年7月発行 出版社:メディアファクトリー 評 定:★★★ ●作品データ● ---------------------------- 主人公:森 博嗣(?) 語り口:会話形式 ジャンル:エッセイ 対 象:一般向け 雰囲気:クール&ポップ 結 末:1トピック完結 イラスト:コジマケン ブックデザイン:大路浩実・田中彩里 ---------------------------- ---【100字紹介】--------------------- WEBダ・ヴィンチで連載された同名作品の単行本化。 助教授の森博嗣、助手、秘書、隣の研究室の助教授の 4人の会話形式で成り立つ小説風エッセイ。 シリーズ第5作で、最終回を含む完結編。何気ない雑談を愉しもう。 ---------------------------------------- さて、ついにこのシリーズも第5作を数え、完結編。と言っても、劇的に盛り上がる最後というわけでもなく、何となく最終回で何となく終了です。 今回の収録は、WEBダ・ヴィンチに掲載されたVol.141-Vol.170まで。そして、このVol.170が最終回です。 元々ウェブ上で公開されていたものを再録ということで、今回の書籍化に伴う特典は…、「「浮遊研究室」を振り返って、今だから言える打ち明け話」ですね。左ページがコジマケン氏による各キャラのイラスト、右ページがそれぞれの「苦労話(?)」という各人2ページの見開き。何となく舞台裏が見えていいですねー。あとがきという雰囲気。 本文は連載ですから当然、これまでと何も変わらず。「ご案内」にて森博嗣の殆どきままなエッセイからスタートし、「今週の一言」「今週の諺」「今週の新商品」などの「へ?」と思うに違いない創作が続き、「今週の一枚」という写真と各キャラクタのはみだしコメント、そしてメインの会話部分がスタートします。毎回複数のトピックが取り上げられ、これに関して、4人のキャラが話します。4人とは、助教授・森博嗣、助手・上前津伏見、秘書・御器所千種、隣の研究室の助教授・車道栄。1トピックごとに完結です。 いつもながらの、やくたいもない世間話というか、大学のサークル室で繰り広げられるような井戸端会議というか。もう、どうしようもなくどーでもいいお話が多いのですが、その雰囲気が面白い。キャラが何を言っていたかなんて、もはやどうでもいいのです、忘れてしまうし。とにかく、ごちゃごちゃと人がしゃべっている横にぼーっといるこの感覚がどこか懐かしいような、愉しいものなのです。 今回もイラストはコジマケン氏。いつもながら、この発想力には驚きです。しかし、最初は「何だろ、このみょーなイラストは…」と思っていたのに、今ではすっかりコジマケン氏のトリコです。いや、凄い。この絵が好きだからずっと見ていたい、というタイプではなく、どんどん新しい絵を出してくるのですが、出てくる絵出てくる絵「うわあ、面白い」と思わせてくれる絵描きさんです。またどこかで出会えるかなー。 ●菜の花の独断と偏見による評定● --------------------------------- 文章・描写 :★★★ 展開・結末 :★★★ キャラクタ :★★★★ 独 自 性 :★★★+ 読 後 感 :★★★ ---------------------------------

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2009/10/07

浮遊研究室もこれでラスト。 170回で終わるあたりが望郷だと思いませんか?(意味不明) ******** 再読記録 ********* 2009.09.30

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2009/10/04

浮遊研究室のメンバーが(浮遊研究室なんて実在しませんが)、色んな話題(どうでも良いような事)を話し合います。笑えます。

Posted byブクログ

2012/02/17

読むのに苦労した。途中で森先生が「登場するキャラクタは自分が創ったものだ」と書いていて「えっ! 森氏は多重人格?」と驚いたが,ちゃんと協力者がいて,メールのやりとりを整理した本のこれが5冊目。でも,このシリーズはこれで終わり・・だと。

Posted byブクログ