國破れてマッカーサー の商品レビュー
戦後を紹介したドキュメンタリー番組を観ていて、マッカーサーに興味が湧き、手に取った本。学校の授業で「マッカーサー」という名は耳にしたことがあったけど、これほどまでに日本に影響を与えた人だとは知らなかった。というか、戦後の日本は、根幹からアメリカに作り変えられているではないか!びっ...
戦後を紹介したドキュメンタリー番組を観ていて、マッカーサーに興味が湧き、手に取った本。学校の授業で「マッカーサー」という名は耳にしたことがあったけど、これほどまでに日本に影響を与えた人だとは知らなかった。というか、戦後の日本は、根幹からアメリカに作り変えられているではないか!びっくり。明治維新も荒技だなぁと感じる部分はあるが(まだまだ勉強不足だが)、戦後も凄まじい気がする。その歴史に対して、今生きている私たちはそんなに重く捉えていないし、授業でもあまり扱っていない現実(忘れているだけかもしれないが、、、)に疑問が湧いてきた。これがアメリカが実現したかった日本人像なのかな。教育の成果だろうか。読み終えた後は、私は半分アメリカで出来ているのかな、と思えてきた(笑) 読み応えたっぷりな部分もあるし、作者の熱い想いが溢れすぎている部分もあるけど、とても勉強になった一冊だった。この時代を考察した本をもう少し読んでみたいと思う。
Posted by
第二次世界大戦で敗戦した日本の戦後政策がマッカーサーによってどのように扱われてきたかか生々しくわかる
Posted by
アメリカの機密文書が公開期日をむかえ、それを読むことでわかった終戦前後の日米の事情。 アメリカ占領当時の、事実が細かく明るみに。
Posted by
マッカーサー統治下の日本占領に関する内容だったが、とても興味深い話だった。アメリカの占領政策は日本の平和が第一ではなく、日本人の誇りを奪って日本が再びアメリカに歯向かわない様に実行されたものだったことがよくわかった。 憲法、教育、安全保障、経済等は今でもアメリカの占領政策の影響を...
マッカーサー統治下の日本占領に関する内容だったが、とても興味深い話だった。アメリカの占領政策は日本の平和が第一ではなく、日本人の誇りを奪って日本が再びアメリカに歯向かわない様に実行されたものだったことがよくわかった。 憲法、教育、安全保障、経済等は今でもアメリカの占領政策の影響を大きく受けているのだろうか。この本を読んでみて、日本国憲法の改正は必要だとよくわかった。。
Posted by
本書は前半が占領政策、後半が教育行政を描く。単なる機密文書の紹介にとどまらず、しっかりと構成されている。日本の近代史を知るためには不可欠の一書といってよい。ただし、マッカーシズムについて書きながらもヴェノナ文書(『ヴェノナ』ジョン・アール・ヘインズ、ハーヴェイ・クレア)に関する記...
本書は前半が占領政策、後半が教育行政を描く。単なる機密文書の紹介にとどまらず、しっかりと構成されている。日本の近代史を知るためには不可欠の一書といってよい。ただし、マッカーシズムについて書きながらもヴェノナ文書(『ヴェノナ』ジョン・アール・ヘインズ、ハーヴェイ・クレア)に関する記述がないのは腑に落ちない。またマッカーサーについては兵頭二十八〈ひょうどう・にそはち〉著『日本の戦争Q&A 兵頭二十八軍学塾』を併せて読むと理解が深まる。 http://sessendo.blogspot.jp/2015/11/9.html
Posted by
大東亜戦争の敗戦から、憲法の制定、朝鮮戦争、サンフランシスコ講話条約までの激動の歴史を、日本の政治家達とマッカーサーの関わりの中で描く。近衛文麿の逮捕を、彼がマックの望む憲法草案を作れなかったからだという推測は、かなり説得力がある。
Posted by
「これが真実だったのか!」 戦後の占領下の日本を、アメリカの公文書を読み解くことで初めて明かされた真実の書。 日本を「平和洗脳教育」した過程がとてもよく解る。 全てを理解できたわけではないので、戦後の歴史の真実の教科書として更に読み返していきたい。 多くの、本当に多くの日本人に読...
「これが真実だったのか!」 戦後の占領下の日本を、アメリカの公文書を読み解くことで初めて明かされた真実の書。 日本を「平和洗脳教育」した過程がとてもよく解る。 全てを理解できたわけではないので、戦後の歴史の真実の教科書として更に読み返していきたい。 多くの、本当に多くの日本人に読んでもらいたい。 (この本を手に取る程の教育レベルが保たれているのか…今の日本は)
Posted by
- 1