いいかげんに片づけて美しく暮らす の商品レビュー
部屋の片づけが苦手な…
部屋の片づけが苦手な方にオススメしたい一冊。美しく暮らすには。
文庫OFF
2016/6/20読了。 インテリア本というより詩集に近い。 ところどころに入っているしゃしんが素敵。 完璧を求めすぎず力を抜いたゆるさが大人の余裕だな、と。 読んでいるときはまるで岩崎さんの頭の中をなぞっているよう。
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どこに何を置くか、何をどのように使うか、大胆な発想で。また整然と全て片付いていれば◎ではなく、住む人が「ここは自分の場所」と感じられる雑然さも必要ということがよく分かりました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
作詞家でもある著者の、言葉の使い方が美しい。 柱も壁も心までも、ついた傷をよしとする暮らし。 許し、がたくさんある毎日に、幸福を感じます。 よいかげんを知ることは 生きるセンスを磨くことなのだと思う。 相手に耳を傾けてもらうためには、時間をかけて、根気よく、自分のイメージを示し続けるしか方法はありません。 自分に書けるものしか書けないのだ。欲が消える時に、自分の中に眠っていた何かが、少しずつわき出してくる。 向田邦子「手袋をさがす」 美意識 これって好きかな これって美しいかな 自分に対して、そんな問いかけをしてみること。 役目があるものは朽ちることがない。 思いがけないことに出会うために、毎日はやってくるのだ。 帰れる場所 人に帰る家があるように 「もの」にも帰れる場所があればいいと思う。 居場所がないのは寂しい。 水切りカゴから布巾に拭かれて棚に戻るとき、 コップもお皿もほっとしている。 また使ってくれとつぶやく。 投げられて外れてころがっているとき、 丸まった紙くずのくせに少しおこっている。 ごみならごみでいいから命中させろと叫ぶ。 ほったらかしにするなと泣いて笑う。 居場所をもらって、みんな生きがいを持つ。 引きだしの奥でも、 棚の隅でも、 ファイルのいちばん後ろでもいい。 使ってくれる手と、 時々乱暴でも、そこに戻してくれる手と、 そしてまた思いだして使ってくれる手と。 この家に来れて、みんな自分を全うしたいのだ。
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著者のリフォーム実践とデイリーなルーチンワークのノウハウをまとめた感じの本。リフォームは予算によって出来ることに差が出てくるので、ここで書かれてるような多額の資金がある例はなかなか参考にしづらいと思います。インテリアに関しては、良いもの、納得できるものだけを取り入れる点を強調され...
著者のリフォーム実践とデイリーなルーチンワークのノウハウをまとめた感じの本。リフォームは予算によって出来ることに差が出てくるので、ここで書かれてるような多額の資金がある例はなかなか参考にしづらいと思います。インテリアに関しては、良いもの、納得できるものだけを取り入れる点を強調されてて、時々掲載されている写真からも、並々ならぬこだわりが伺えます。インテリアとか雑貨とかに興味ある人にはかなりの刺激になるんじゃないかと思います。もうちょっと写真を載せて欲しいところです。本のタイトルにもなってる「片付け」についてもいろいろと書かれてますが、片付けるから美しい、ではなく、片付かない原因を元から絶つようなデザインを生活に組み入れる、みたいなアプローチです。
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私の大好きな作詞家・岩里祐穂さんの本。 岩里さんの本業は作詞家だけどインテリアや収納のノウハウ(?)をエッセイやTVなどを通して発表している。 あれは駄目、これは駄目、という内容ではなくて自分の失敗を経て「今はこんな風にしてるよ」と自宅を例に暮らしのヒントを紹介している。 散らか...
私の大好きな作詞家・岩里祐穂さんの本。 岩里さんの本業は作詞家だけどインテリアや収納のノウハウ(?)をエッセイやTVなどを通して発表している。 あれは駄目、これは駄目、という内容ではなくて自分の失敗を経て「今はこんな風にしてるよ」と自宅を例に暮らしのヒントを紹介している。 散らかったワンルームの中でこの本を開くと、私も自分の暮らしをもう少し豊かにしようかな、と思う。まずは掃除かな。
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おしげもなく披露された自宅写真と詩編のようなリズムのある言葉で買い。内容も天上界の人々のような暮らしではないところがよかった。
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「いいかげんに片づけて」って言っても、収納力ありそうな一軒家ですから・・・。それよりも築30年の和住宅を上手にリフォームして暮らしている様子が素敵。ずいぶん前に買った本だけど、時々読み返して「すてき〜」とため息ついてます。
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