女の子って、どうして傷つけあうの? の商品レビュー
タイトルからすると「女子の陰湿ないじめあるある本」のように聞こえるが、実際にはその真逆の方向を向いた一冊。アメリカの小学校~高校に通う少女たちを対象に、学校内でのグループ関係やヒエラルキーの構造、そのなかでの役割に沿って彼女たちがどのようにふるまい、どういうメカニズムで傷つけあい...
タイトルからすると「女子の陰湿ないじめあるある本」のように聞こえるが、実際にはその真逆の方向を向いた一冊。アメリカの小学校~高校に通う少女たちを対象に、学校内でのグループ関係やヒエラルキーの構造、そのなかでの役割に沿って彼女たちがどのようにふるまい、どういうメカニズムで傷つけあい・支えあっているのかを詳しく論じている。主な読者対象は保護者だが、教育や子育てに関わるすべての大人にとって重要な視点を与えてくれる本だと思う。 とくに印象的だったのは、グループ内の「カースト」構造に関する分析。支配的なリーダータイプの女王蜂、その下僕のナンバー2、傍観者、ターゲットになる子など、ポジションごとの特徴や関係性、自身の子どもがどの役割なのかの見分け方などが詳述されており、読んでいて「これは昔も今も変わらないな…」と感じさせられた。ただし、「頂点に立つ子」の像には文化差があり、たとえばアメリカで「人気者」になる条件は日本とは少し違うようにも思えた。 本書は女子グループに焦点をあてており、男子集団との比較はない。同じような階層構造や関係性・圧力は男子にもあるはずで、もしその比較があれば「女子特有の陰湿さ」として語られがちな構造を、より社会的・文化的に読み解く視点を得られたのかもなとも思う。 とはいえ、少女たちが生きる「学校という社会」の構造を、印象論や感情論ではなく実態として見ようとする姿勢は、今なお意義があると思う。
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女子の派閥、グループ問題は万国共通なのだなぁ。 この本はアメリカで話題になったのがおそらく15年程前。まだ今ほどネットやSNSが発達していなかった頃だ。当時はまだ少女達の行動は長電話などで把握出来ていたが、今や声は聞こえずスマホの上を指が滑る時代。親がトラブルを把握するのはより難...
女子の派閥、グループ問題は万国共通なのだなぁ。 この本はアメリカで話題になったのがおそらく15年程前。まだ今ほどネットやSNSが発達していなかった頃だ。当時はまだ少女達の行動は長電話などで把握出来ていたが、今や声は聞こえずスマホの上を指が滑る時代。親がトラブルを把握するのはより難しくなっているだろう。 けれど、コミュニケーションツールが変わっても、少女達の中で行われているやり取りというのはさほど変わらない。 この本は、著者自身の経験や解決のノウハウが客観的事実に基づいて、段階的に書かれている。 女の子をもつ親、学校関係者にも是非読んでもらいたい。2019.5.18
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「女子のイジワル」・・・これって「行動学」「発達心理学」「動物学」なんじゃないでしょうか。 男性の「動物的本能」については、よく語られますけど、 陣地争いに関する女性の「動物的本能」については とてもじゃないですが公にしたら、たいへんなことになりそうです。 ですが、これが過程で...
「女子のイジワル」・・・これって「行動学」「発達心理学」「動物学」なんじゃないでしょうか。 男性の「動物的本能」については、よく語られますけど、 陣地争いに関する女性の「動物的本能」については とてもじゃないですが公にしたら、たいへんなことになりそうです。 ですが、これが過程で、だれもが通るのだということ・・・ 「ようこそ、オンナ社会へ」と拍手しながら、 わが子には、魔除け厄除けしてあげたいな・・・って思うじゃないですか。 ちなみに、わがやですが一度洗礼を受けた時に この本を参考にしながら、 「わたしの心のマインドマップ」と「オンナの陣取りマップ」をつくり 語らせてみました。 よほどメンドウだったんでしょう・・・ ふっきれたかのように、彼女は陣地はグランドへうつってしまいました。 ドッジボールやバレーボールやサッカーの勝敗は聞くのですが 女子の世界にとんと疎い子になってしまいました。 誰から聞いても「さっぱりした」子だそうですが、 まあ、しゃべること、しゃべること、グランド実況中継ですな・・・。
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これはけっこうよい。 少女たちの生活における派閥や美人コンテンスト、おっぱいコンテスト、さらには感じのいい子コンテスト、その他もろもろ。 原書Queen Bees and Wanabeesはamazon.comでも高得点だね。教育関係者は必読だと思う。特に男性教員は。...
これはけっこうよい。 少女たちの生活における派閥や美人コンテンスト、おっぱいコンテスト、さらには感じのいい子コンテスト、その他もろもろ。 原書Queen Bees and Wanabeesはamazon.comでも高得点だね。教育関係者は必読だと思う。特に男性教員は。 これに匹敵する男の子版はないのだろうか。まあ必要ないのか。
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女の子が傷つけあう。その理由はたいていが、妬み・嫉み・僻み。じゃあさらに何故、嫉妬したり僻んだりしなきゃいけないのか。個人的に思うのは、女の子が常に「愛されなきゃいけない」という強迫観念に晒されているからかも。愛されるために必要な要素。例えば、(見た目の)可愛さ・か弱さ・健気さ。...
女の子が傷つけあう。その理由はたいていが、妬み・嫉み・僻み。じゃあさらに何故、嫉妬したり僻んだりしなきゃいけないのか。個人的に思うのは、女の子が常に「愛されなきゃいけない」という強迫観念に晒されているからかも。愛されるために必要な要素。例えば、(見た目の)可愛さ・か弱さ・健気さ。これを自分がもっているかどうか?枠から外れてないかどうか?あらゆる少女がそんなふうに自己監視を強いられてる。枠から外れてたり、女の子らしさをひとつでも持ってなかったりすれば、自己評価は自動的に急降下しちゃう。当然、隣のコが持ってれば、妬ましい!そう、女の自尊心のはじまりはものすごく脆弱な構造をしてるのだ。男なんか比にならないくらい。 でも、枠から外れても、女らしい要素をたまたま持っていなかったとしても、自己評価を落とす必要なんかない―。それを知ることさえが出来れば、傷つけられてもそうそう傷つかない。揺らがない、ほんとの自尊心。それをどう具体的に育むか。この本には、それが書かれている。
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女の子同士のきっついイジメの対処法が実例とともに載っています。 パラパラ読みだけど、これは役立つんだろうな〜と思いました。 いじめにあった子と親がどう心構えして、どう立ち向かえばいいか懇切丁寧に書いてあります。 私が小学生だった頃から、この手のいじめはもちろんあって それ以前、...
女の子同士のきっついイジメの対処法が実例とともに載っています。 パラパラ読みだけど、これは役立つんだろうな〜と思いました。 いじめにあった子と親がどう心構えして、どう立ち向かえばいいか懇切丁寧に書いてあります。 私が小学生だった頃から、この手のいじめはもちろんあって それ以前、それ以後もずっと絶えることなくありつづけている。 そしてこの本を読む限り、今はもっとエスカレートしていると思われる。 私の学校時代もこんな感じの女の子同士の争いが日常茶飯事で、 私も少なからずそのターゲットになっていました。 今は、もっと泰然自若に構えておけば、もう少しライトな感じですんだかもしれないのに 私が幾分、過敏な性質だったので、余計ダメな方向にいってしまっていたかもしれないと思える。 実際、無気力高校生時代からは、女子からいいがかりつけられても 自分の方が精神的に断然優位だと思っていたせいか、毛ほどにも感じませんでした。 実に感じ悪い話しですが、、ヘンないいがかりつけるヤツは頭が悪く、不細工で 将来もいいことないだろうと思えたんで、可哀想に・・とさえ思っていました。 私はそんな情けない彼女たちに嫌われても、全く平気なのでした。 逆に、一言で言い返し、相手は驚き、凹んだりしたら、スマッシュが決まったように清清しかったものです。 やはりとても感じ悪い高校生かも。 でも、そんな状態がかえって私を助けていたと思う。 会社に入ったばかりの頃は、またもや女性の先輩から呆れるようなイジメにあって やはり悲しかったし傷ついたけど、(同級生のいじめとはタイプが異なった為) またすぐに乗り越えて、平気になっていった。 今では全く平気になってしまいました。というかしばらくイジメにはあっていません(笑 ヘンな人と付き合わないし、職場は女性は私1人だけだから。 私のセンシティブ時代に、こういう本があったらよかったかもしれないな、と思いました。 あ〜でも今もセンシティブかもしれませんが・・ふふ。
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