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ネオリベ現代生活批判序説 の商品レビュー

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2009/10/04

増補版を購入したが、そちらに「ベーシックインカム」や「学費0円へ向けて」 といった新たな項目が追加されて、一層ネオリベ現代生活への批判的指針が組み込まれていたような気がする。 新自由主義=ネオリベが、私たちの生活の隅々まで、情動まで浸透してしまうことに対して、 この閉塞感や生きづ...

増補版を購入したが、そちらに「ベーシックインカム」や「学費0円へ向けて」 といった新たな項目が追加されて、一層ネオリベ現代生活への批判的指針が組み込まれていたような気がする。 新自由主義=ネオリベが、私たちの生活の隅々まで、情動まで浸透してしまうことに対して、 この閉塞感や生きづらさに関して、どうしていけばいいんだ? そういう疑問の基本的な事柄が、社会学、精神分析学、労働的視点、大学的視点など、様々な視座から問うことで、 次第に透明感を増していきます。 半透明で、不確かな膜に包まれた現代社会。それを克服するにはどうしたらいいか。 これからのネオリベ批判の躍動に期待を込めて。

Posted byブクログ