王たちのセックス の商品レビュー
娼婦、寵姫、花魁、愛人、不倫、、、 みんなドロドロの欲なのに、そこに気高さだったり知性だったり根性があったりする人たちもいる。 愛人や不倫が悪いこととされていることが多いけど、全てがそうじゃない。 一般庶民に血筋や血統はさほど重要ではないけれど、お偉い方は愛よりも『形』が大事な時...
娼婦、寵姫、花魁、愛人、不倫、、、 みんなドロドロの欲なのに、そこに気高さだったり知性だったり根性があったりする人たちもいる。 愛人や不倫が悪いこととされていることが多いけど、全てがそうじゃない。 一般庶民に血筋や血統はさほど重要ではないけれど、お偉い方は愛よりも『形』が大事な時もある。 とはいえ、完全に欲に飲まれる人もいる。 驚くべきことは、それが昔だけの話に留まらず、現代も似たようなことが起きていたこと。 イギリス王室の話も大変なスキャンダルだった。 愛欲とは業が深い。
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政略結婚の王族たちの苦しみ。 好きでもない人と外交のために結婚させられる王子は、正妻を愛せず愛人を大切にする。 外国から来た正妻は唯一の味方の王に裏切られて辛い結婚生活を送る。 お金や権力があっても幸せでない人々。 物欲を満たしてそれを「幸せ」と呼ぶしかない。 愛人になるのが一番...
政略結婚の王族たちの苦しみ。 好きでもない人と外交のために結婚させられる王子は、正妻を愛せず愛人を大切にする。 外国から来た正妻は唯一の味方の王に裏切られて辛い結婚生活を送る。 お金や権力があっても幸せでない人々。 物欲を満たしてそれを「幸せ」と呼ぶしかない。 愛人になるのが一番良さそうです。 1年以上まともに本を読んでいなかったんだな…。 仕事関係で読んだ本が少しあるので追加しておこう。
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女性は、強く美しくなくちゃいけない。 そしてそのちからでなんだってできる、 そう、例えば国家だって動かせるんだってことを知りました。
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王の寵姫=愛人、なのになんで「夫人」?寵姫って遊んでるだけでいいの?リタイア後はどうなるの?そもそもなぜ王様は側室を持つことがなんとなく容認されているの?…いろいろな疑問に応えてくれる一冊。 中世の倫理観(独身の愛人はNGだけど夫人はギリOKとか)や御伽噺の世界と180度違う王と...
王の寵姫=愛人、なのになんで「夫人」?寵姫って遊んでるだけでいいの?リタイア後はどうなるの?そもそもなぜ王様は側室を持つことがなんとなく容認されているの?…いろいろな疑問に応えてくれる一冊。 中世の倫理観(独身の愛人はNGだけど夫人はギリOKとか)や御伽噺の世界と180度違う王と王妃の関係(完璧なる政略結婚)、そしてその子どもらも政略婚の駒となるかわりに貴族の生活が保障される…など、イメージと現実は隔たりがあるのね、と気づかされる一冊。 そして最後の中世的な結婚の被害者がチャールズ皇太子であり、ダイアナであった、という話も興味深い。彼らは昔ながらの倫理観を満たさなければいけない上に、「本当に」清廉潔白であることを(パパラッチによって)要求されていたのだから。今彼は、幸せなんだろうなぁ。逆に結婚に夢を持てないウィリアム&ヘンリー王子はこの後どのような道を歩むのだろうか。 ちなみに、この本はぜーんぜんいやらしくありません。どちらかというと「宮廷観察記」です。念のため。 2007.03.03-04.15
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中世ヨーロッパの貴族には恋愛結婚なんていうロマンスはありませんと、夢?をぶっこわしてくれた。男も女も強かさ、狡猾さがないと生きていけない世界。「謙虚」が美徳に思えた。
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