魔法のゆび の商品レビュー
「“魔法のゆび”は、わたしの秘密。なにかにカッとなると、目のまえがまっかになり、右手の人さし指がピリピリしてきて、とつぜん、光線のようなものが、とびだす。わたしは、“魔法のゆび”を二度と使うまいと決めていた。ウィンター先生があんなことになってしまったから。なのに、ある日、おとなり...
「“魔法のゆび”は、わたしの秘密。なにかにカッとなると、目のまえがまっかになり、右手の人さし指がピリピリしてきて、とつぜん、光線のようなものが、とびだす。わたしは、“魔法のゆび”を二度と使うまいと決めていた。ウィンター先生があんなことになってしまったから。なのに、ある日、おとなりのグレッグさん一家が、シカを撃ちころして運んでいるのを見たとき、思わずカッとなり、目のまえがまっかになって…。」
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少しの時間で楽しめる魔法の本。 魔法のお話しはこの世に沢山あるけれど、短く楽しめるユーモアでパンチの効いた世界を創り出すダールはすごい!
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001:読書感想文 手に収まるサイズ。 気軽に読める厚さ。 軽やかなタッチで描かれた絵。 子供から大人まで楽しむことができる面白い魔法物語。 そして、教訓もちょっぴり。 『マチルダは大天才』から読み始めたロアルド・ダールシリーズに少しずつだがはまりはじめました。
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児童小説。ファンタジー。 このシリーズを読むのは、これで9作目。ここまでで一番好き。 自然を愛する作者の想いが伝わってきます。
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マチルダと同様、超能力ないし魔法を使うことのできる主人公「わたし」が引き起こすブラックユーモア満点の教訓話。 冷静に考えて相当怖い話なんですけど、なんだか読んですっきりするんだよなあ・・・。 とりあえず、むやみやたらな狩り、ダメ、絶対。
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さくっと読めた物語。動物の気持ちになったらということを考えさせられつつも、読みやすいので、子供に自信を持って勧めることが出来ると思う。
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教訓めいた話もダールの手に掛かると、こんなにもバカバカしく面白くなってしまう。クエンティン・ブレイクのイラストと相まって、実に楽しい一冊です。
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作者が「マチルダ」と一緒だったとは!小学校の図書室にディスプレイされていて、絵が可愛いから借りて読んだ本。先生の顔が、裏面を透けさせると猫になるっていうページが印象的だった。あの隣家の親子がどうなるか、薄ぼんやり良からぬわくわくが残る。
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児童書『チャーリーとチョコレート工場』の原作者ロアルド・ダールのコレクション第3冊 『魔法のゆび』は指から工専をだして、相手を魔法にかけてしまう女の子が発端で巻き起こる奇想天外な物語。 女の子は猟りをする隣人一家に腹を立てて、魔法を使ってしまう。 以前も小学校教師を魔法で変え...
児童書『チャーリーとチョコレート工場』の原作者ロアルド・ダールのコレクション第3冊 『魔法のゆび』は指から工専をだして、相手を魔法にかけてしまう女の子が発端で巻き起こる奇想天外な物語。 女の子は猟りをする隣人一家に腹を立てて、魔法を使ってしまう。 以前も小学校教師を魔法で変えてしまったことがあるのだが・・・。 隣人一家は、手を翼に変えられ、楽しむのもつかの間、銃で狙ったカモとかもと立場が入れ替わることになってしまう。 そして・・・。 ドタバタの物語も楽しめるが、クェンティン・ブレイクによる挿絵も秀逸。 毎回ながら、訳者あとがきを読むと、さらに楽しめる。
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おおお!ロアルド・ダールさん、読みやすい!!! 前の学校では、すごく人気でしたねダールさん。 今ならわかる気がする・・・! ダールコレクション揃えたいなぁ~
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