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中世ヨーロッパの城の生活 の商品レビュー

3.7

20件のお客様レビュー

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2012/06/05

中世の城の構造と歴史から、城に住む人々、貴族たちの生活などが事細かく説明されており、読み応えたっぷり。中世に似たファンタジーを書く際にも参考になります。

Posted byブクログ

2011/11/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中世好きの間では有名な本なので、言わずもなのですが テーマパークに聳え立つ様な装飾豊かな城ではなく、実用性を重視した機能美な城についての「生活」を主とした内容となっています。 豪華客船ではなく、戦艦についての解説だと思っていただければ解り易いかなと。 機能及び歴史については多少本書で扱ってはいますが、あくまでも生活という流れの補足程度のものであるので、単純に城の構造について知りたいのであれば他を当たると良いでしょう。 この手の本は少ないので、値段分出すだけの価値があるとは思います。

Posted byブクログ

2011/12/05

 図説が好きな私にとって、文字だらけでげって思ったけれど、なんなく読めました。 城を中心とした生活史。第1章は厳しいけど、そのあとはそれなりに具体例もあって楽しく読める。

Posted byブクログ

2010/04/14

中世ヨーロッパ史三部作(農村・都市・城)より、 12,3世紀のイギリス、ウェールズのチェプストー城を例に挙げ、 城で暮らしていた人達の生活が書かれています。 ……といってもまだ読んでないです、積読(汗 身分の高い人達の暮らし向きの本って読んでこなかったので、 楽しみ楽しみです...

中世ヨーロッパ史三部作(農村・都市・城)より、 12,3世紀のイギリス、ウェールズのチェプストー城を例に挙げ、 城で暮らしていた人達の生活が書かれています。 ……といってもまだ読んでないです、積読(汗 身分の高い人達の暮らし向きの本って読んでこなかったので、 楽しみ楽しみですー。

Posted byブクログ

2010/03/22

生き生きとした中世の生活。特に荘園を切り盛りするスチュワードからご主人さまへの手紙(それにしてもこのスチュワード、よく働きすぎである)、お城の家計簿、お城の1日、9月末から始まる1年の暦などが面白い。 そして、気高く強い騎士さま、という幻想があっけなく打ち砕かれました…。(;_...

生き生きとした中世の生活。特に荘園を切り盛りするスチュワードからご主人さまへの手紙(それにしてもこのスチュワード、よく働きすぎである)、お城の家計簿、お城の1日、9月末から始まる1年の暦などが面白い。 そして、気高く強い騎士さま、という幻想があっけなく打ち砕かれました…。(;_;)

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2009/10/07

9月5日読了。土くれを積んだだけの古代の城塁から石造りに進化し、敵を防ぐだけの防壁から居住空間・城主の力を誇示する象徴と化す中世の城の変遷プロセスが興味深い。また中世における生活様式や、当時の支配者と被支配者の関係など風俗的な部分についても触れられており、城の話よりも実はこっちの...

9月5日読了。土くれを積んだだけの古代の城塁から石造りに進化し、敵を防ぐだけの防壁から居住空間・城主の力を誇示する象徴と化す中世の城の変遷プロセスが興味深い。また中世における生活様式や、当時の支配者と被支配者の関係など風俗的な部分についても触れられており、城の話よりも実はこっちの方が面白かったりする。中世における女性の地位と実態がどうだったか?などのトピックについて、各種の手記や日記、手紙などの資料が紹介されており想像力が刺激される。何でもある現代に比べればまー貧しいわ人がよく死ぬわ決して満ち足りた時代ではなかったのだろうが、魅力的な時代のようにも思えるな。

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2009/10/04

学生時代の一時期、アーサー王伝説にはまり、中世の騎士だの城だの必死で調べたことがある。確か、何でも輪切りにして構造を調べるシリーズの絵本の、「城」版も持ってたはずだ。もちろん映画もコスチュームプレイものが好きで、『ロビンフッド』や『三銃士』あたりは外せない。まあ、映画だと嘘が多い...

学生時代の一時期、アーサー王伝説にはまり、中世の騎士だの城だの必死で調べたことがある。確か、何でも輪切りにして構造を調べるシリーズの絵本の、「城」版も持ってたはずだ。もちろん映画もコスチュームプレイものが好きで、『ロビンフッド』や『三銃士』あたりは外せない。まあ、映画だと嘘が多いんだけど。 というわけで、城もの本を数冊所持。この本は多分、一番堅くて詳しい。なにせ城の生活について語るのに、普通は時代背景から始めるものなんだけど、この本は本当に「城の歴史」から始めているのだ。 土塁と囲い地様式の砦から石組みの城へ。城もゴシック様式の石塔が建つまでにはそこに至る歴史がある。というわけで、最初の10ページばかしはちょっとつらい。全長210メートルで、「東の端にある大手門を通って城郭内に入ると」から始まって庭の大きさ、壁の高さ、塔の高さなどなど解説が続くのだが、そういわれても全然イメージが……。そこさえ乗り越えれば、あとは全て記録に残った実際の出来事を元に「城の生活」が描かれるので非常に面白い。 他の類似の本では、同時代の引用はあるものの、大概は「一般的な話」として記述されることが多いのだが、この本はとかく記録を元にした具体的な記述が多いのでその分想像しやすいというのもあるかもしれない。騎士につきものの「叙任式」の模様も詳しく解説されていて、掲げられている挿絵が中世っぽい稚拙な感じの線画であるにも関わらず、かなりの萌えを感じた……。

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2010/03/12

ネットの通販で買ったものです。値段を見て勝手に単行本と思っていたけど、文庫でした。しかも何だか本自体が心許ない印象というか……。 文章が主なので視覚的に見たい人にはお勧めは出来ないものですね。 でも内容は結構面白そうな感じです。 買ったばかりなので内容については追って評価し直しま...

ネットの通販で買ったものです。値段を見て勝手に単行本と思っていたけど、文庫でした。しかも何だか本自体が心許ない印象というか……。 文章が主なので視覚的に見たい人にはお勧めは出来ないものですね。 でも内容は結構面白そうな感じです。 買ったばかりなので内容については追って評価し直しますが、多分これ、中世ヨーロッパとか好きな人には楽しめる本なのではないかと思います。 とりあえずいったん「ファンタジー創作資料」に分類。

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2009/10/04

イギリスに現存する城を例に、中世ヨーロッパでどのように城の形が発展していったのかが、詳しく書かれている。また、そこでの生活が、過去の書簡などを元に具体的に説明されていて、興味深い。

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2009/10/04

 中世、お城に生きた人々の生活実態を描いた本。  様々な人々が生きたお城の運営に払われた苦労が、豊富な資料から分かるのが楽しい。  今も昔も、大所帯を切り盛りするのはタイヘンな事だと実感する一冊。

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