津波!!命を救った稲むらの火 の商品レビュー
防災について学習中の4年生に読み聞かせ。 みんなとても真剣に聞いていました。4年生以上におすすめです。
Posted by
生きる為に必要な稲に火をつけて人々の命を救った。 物凄く大きな決断だっただろう。 でも生きてこそ。 命あってこそ。 そんなことがじんわりじんわりと伝わってきた。
Posted by
話は知っていたけど、小泉八雲が原作とは知らなかった。地震は激しくなかったけど、いち早く異変に気づいてひとり残らず助かったのはすごいな、いつ起こるか分からないけど、知っておかなければならないことだな。
Posted by
[台東区図書館] 高学年の読み聞かせに、と探して借りてきた本。小泉さんの特徴的な落語シリーズのような挿絵が印象的。きっと2010年の東関東大震災で再度脚光を浴びたんじゃないだろうか?知らなかったけれど、和歌山県での昔あった実話で、昔話としても、災害対策としても読めるお話。そして...
[台東区図書館] 高学年の読み聞かせに、と探して借りてきた本。小泉さんの特徴的な落語シリーズのような挿絵が印象的。きっと2010年の東関東大震災で再度脚光を浴びたんじゃないだろうか?知らなかったけれど、和歌山県での昔あった実話で、昔話としても、災害対策としても読めるお話。そして西日本のみだけでなく、主人公がヤマサ醤油のトップだったという繋ぎから、千葉県銚子市所以としても、主人公のみに焦点をあてて、一種の伝記ものとしても読める本。 ちなみにこの本は同名本の「その後」もある。そちらは災害を回避した後の復興時の再活躍の話。ここまで人道的な話だと道徳としても使えてくる。隅田川の桜は、町民の花見などの娯楽だけでなく、その花見での立ち寄りを利用した、"地盤の踏み固め"を意識したものだと聞いたことがあるが、こちらの防災林も、一工夫ある話。そういう商売?的な知恵や才覚も、物語(実話だけど)にひと色添えるところで、とてもいい二冊だと思う。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
9月1日。関東大震災があった日です。 小学校低学年のお子さんでも十分に読める内容かと思い、絵本を選びました。 小泉八雲さん自身は日本に帰化したイギリス人ですが、彼の原作が色々な人によって伝えられた隠れた名作です。もちろん実話です。 時は幕末、安政。 幕末の混乱は有名ですが、地震が多かったことはあまり知られていません。安政の東海地震(1854年12月13日)のつながりで、翌日14日にスローステップ地震(津波地震)という形で南海地震が起こりました。 今の和歌山県有田郡にあたる広村というところに、浜口五兵衛さんという村の主たる方が、異変を感じ、海面から海水がなくなっていることに気付きます。 昔の言い伝えを思い出した五兵衛さんは、高台にある田んぼの稲むらに火をつけ始めました。 当然、村の皆さんは何があったか?と山に登ってきます。そう皆さんが津波に飲み込まれないように。 間違えたら、五兵衛さんは変人扱いでしたが。 これにより、全員が津波から助かりました。 海の近くにある家や舟は全て持っていかれ。 今回は津波のお話しでした。 どんな形で地震による被害かは場所によって違うでしょうが、先人の言い伝えは大切に残しませんとね。
Posted by
先人の教えと日常に起こった違和感で火を付けてまで逃げるよう仕向けるのは、一歩間違えばおかしな人になってしまいます。 しかし、結果津波が来て正しかったとわかる。 なかなかできる事ではない。 地震が来たら高台に逃げろ 単純な言葉だがそれが一番分かりやすいと思った
Posted by
2011年に小学校5年生の教科書に45年ぶりに復活した話です。 教科書に採用されるときに、東日本大震災のようなおおきな津波が起こるとだれが予測したでしょう。 この本は新聞で知りました。小泉八雲の原作でとてもわかりやすい文章です。怖がらすのではなく伝えるよい話だと思います。 ヤマサ...
2011年に小学校5年生の教科書に45年ぶりに復活した話です。 教科書に採用されるときに、東日本大震災のようなおおきな津波が起こるとだれが予測したでしょう。 この本は新聞で知りました。小泉八雲の原作でとてもわかりやすい文章です。怖がらすのではなく伝えるよい話だと思います。 ヤマサ醬油 あっぱれ!
Posted by
2005.9 5年生への読み聞かせに使った本。(約10分)今月は防災関連のイベントも多いし、いつか読むなら今月かな、と。 今回は、録音しながら練習してみた。 いつもより声を抑えて低めに出してみた。こっちの方がいいかな。 この本、文字色と挿絵の関係で、膝に置いて読むには支障ない...
2005.9 5年生への読み聞かせに使った本。(約10分)今月は防災関連のイベントも多いし、いつか読むなら今月かな、と。 今回は、録音しながら練習してみた。 いつもより声を抑えて低めに出してみた。こっちの方がいいかな。 この本、文字色と挿絵の関係で、膝に置いて読むには支障ないのだけど 本を立てて横から読むのには文字がかなり見づらい。 ちゃんと頭の中に入れておけばよかったのだけど、これは次回の課題。 所要時間約10分。挿絵を十分に見せてあげるには13〜14分必要かな。 メリハリの効いた挿絵なんだけど、最後列の息子の感想は「絵がよく見えなかった」と。 ま、この人数で机に着席した状態では、どの絵本を持ち込んでも同じ評価だと思うけどね。
Posted by
- 1