少年のころ の商品レビュー
ドイツ人画家ミヒャエル・ゾーヴァサンの画魂に、ドイツ文学のジュン(那須田淳)サンの創作文が組み合わされ、ハンモ(杉浦範茂)サンのデザインによって醸し出された、美しき27の画文集。「少年時代」の<屋根の上の猫>、「午後のまどろみのなかで」の<波乗り読書家>、「校長先生」の<疑い・穴...
ドイツ人画家ミヒャエル・ゾーヴァサンの画魂に、ドイツ文学のジュン(那須田淳)サンの創作文が組み合わされ、ハンモ(杉浦範茂)サンのデザインによって醸し出された、美しき27の画文集。「少年時代」の<屋根の上の猫>、「午後のまどろみのなかで」の<波乗り読書家>、「校長先生」の<疑い・穴の鶏>、「疑惑」の<水底で>、「あらたな一日」の<眠る人>、「幸せとは」の<鰐と遊ぶ>、「この星に生まれて」の<地球をまわる豚>・・・めくるめく幻想と夢の世界へと誘われていく。
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物語性がないだけに『ちいさなちいさな王様』よりもさらに哲学的かも。 どこか不安を誘う、思考を刺激する絵とそこにつけられた散文。 じっくりゆっくり向き合いたい作品。
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序盤文章が妙に気取ってて嫌だった。が、エピローグが良かったので帳消し。読み返してみれば、この小生意気さも少年期特有のように感じて微笑ましい。 絵だと ・水底で ・父、左から三番目 ・アメリ・治療中の犬 が印象的だった。 普段は文章のみで映像をイメージし楽しむという楽しみかただった...
序盤文章が妙に気取ってて嫌だった。が、エピローグが良かったので帳消し。読み返してみれば、この小生意気さも少年期特有のように感じて微笑ましい。 絵だと ・水底で ・父、左から三番目 ・アメリ・治療中の犬 が印象的だった。 普段は文章のみで映像をイメージし楽しむという楽しみかただったが、今回は絵本のですんなり絵の世界に入れた。 まるで小旅行のようで、新鮮で楽しい読書体験だった。
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文と絵は関係あるのかな? あるようなのもあるし そうでないのも…。 どちらにしても 絵も文も大好きです。
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- ネタバレ
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詩とミヒャエル・ゾーヴァの絵。 アメリ好きでマグリット好きな私がゾーヴァを好きで無いはずが無い!絵をもっとみたかった〜。今度展覧会があったら絶対行く!
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2005.09.03. ゾーヴァのウェイットに富んだ絵がいい。初期の頃からだと、だいぶんタッチが変わった。文章も面白いし、いいなぁ。アメリの絵もあるし。私が購入希望したので、<9/1 new>のシールが貼られてた。
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那須田淳の脈絡のない散文に対し、ゾーヴァの絵が繋がりがあるんだかないんだか良く分からない意味深な雰囲気を醸し出していて、絶妙。
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ミヒャエル・ゾーヴァ展行ってその場で買いました。ユーモアがあって童話的でそれでいて写実的・・好きです。
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