新シェーラひめのぼうけん 風の恋うた の商品レビュー

村山早紀(著者),佐竹美保(その他)

魔法使いサウードに会…

[文庫ＯＦＦ]

魔法使いサウードに会えたルビー達は、急いで王国へ向かうが、その途中、魔物に襲われ『鳥の民の村』に不時着する。そこで知った、鳥の民の、昔あった悲しい恋の物語。読み終わると、せつなくなりました。シリーズ第６弾です。

2020/08/10

ナルダとライラの先が気になりすぎる。誰かサウードおじさんに「ああ、あの有名な！」っていってあげてよ～笑

2016/08/04

とうとう、ナダルが敵の正体を知ってしまった。。。
その後の彼女の決断がとっても気がかり。
でも、とってもいい子だもの。正しい決断ができると信じている。
それにしても、高地の村の話はなんて切ないのだろう。
村の人達は、間違ったけれど、悪人ではなかった。
ソラヤの優しく気高い心が、その間違いに気付かせてくれた。
オリスが悲しみと怒りから魔物になってしまったのは、本当に悲しい。でも、ルビーたちとの出会いが全てを変えてくれた。
さぁ、シェーラザード王国へ！

2013/06/23

ついにナルダと姫たちが出会う。と言ってもまたすれ違いのような出会いだったが。ナルダは魔神の正体を知り、人間と触れ、揺れ動く。このシリーズはつくづくすれ違いの物語だと感じた。

2009/10/04

風の恋うたは、ナルダ（炎の少女を見てください）と再会。けれども、ナルダは銀のペンダントをルビーたちにわたせずにいました。
他の話だと、鳥の民のかなしい物語も。　ナルダとマオニは鳥の民の村にかえり、休む事にしました。そのころ、ルビーたちもこの村にいました。
鳥の民の先祖は大きな翼をもっていて、飛ぶことができました。でも、今の民は小さな羽でとぶことすらできない人間の形の者もいました。

風の恋うたの歌詞はこうです。　歌声をもとめて　月の野にたてば　光のかけら　野にみちて
その魂にも　みちて　風はうたう　遠い恋うたを
時の彼方から　その人をよぶ　呪文を　帰るはずのない　言葉が
うしなわれた　ほほえみが
空から　ふりそそぎ　だきしめれば　だきよせれば　はかなく消える　その幻を
ふれぬまま　こわさぬままに　ともにすごそう　せめて　夜明けまで
です。悲しい場面もあるけどおもしろい。そういうおはなしです。