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ワイド版 街道をゆく(33) の商品レビュー

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2020/08/07

まち歩きをする時、歩く場所が出てないか、司馬遼太郎の「街道をゆく」を探す。今度、赤坂を歩くので、また、この本を開いた。何度読んでも新鮮だ。今回の目的は、玉川上水と溜池。清水谷公園の石枡は、今回も見たい。この本では、そこに、木管もあったようだが、だいぶ前に日比谷の図書館へ移っている...

まち歩きをする時、歩く場所が出てないか、司馬遼太郎の「街道をゆく」を探す。今度、赤坂を歩くので、また、この本を開いた。何度読んでも新鮮だ。今回の目的は、玉川上水と溜池。清水谷公園の石枡は、今回も見たい。この本では、そこに、木管もあったようだが、だいぶ前に日比谷の図書館へ移っている。 時の流れは、風景を変えるが、歴史の根幹は変わらない。そこを読むのが楽しみで、前より理解できていると思えることもある。

Posted byブクログ

2013/12/09

西日本で生まれ育った私に、東北を知る機会が訪れた。 福島県郡山市で2ヶ月間の研修が行われたのである。 地理、風土、歴史、文化。東北という土地を教科書でしか学んでいなかった私は、観光雑誌を手に取る代わりに本書の頁を捲った。 司馬遼太郎氏は白河の関を経由し、大内宿、会津へ入る。 ...

西日本で生まれ育った私に、東北を知る機会が訪れた。 福島県郡山市で2ヶ月間の研修が行われたのである。 地理、風土、歴史、文化。東北という土地を教科書でしか学んでいなかった私は、観光雑誌を手に取る代わりに本書の頁を捲った。 司馬遼太郎氏は白河の関を経由し、大内宿、会津へ入る。 その土地の「これまで」を司馬氏の知識と感性で、存分に想像する本書は、生きるとは、学ぶとはこんなにも素晴らしいのかと心を満たしてくれる。 東北人独特の優しさや人の温かさを、司馬氏は本書の中で語っており 私が白河や会津に足を運んだ際に、それを実感できたことは 本書が私にとってとても有意義なものとなった証でもある。

Posted byブクログ