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脚本家・橋本忍の世界 の商品レビュー

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2014/10/08

[ 内容 ] 戦後日本でもっとも偉大な脚本家は誰かと問われたとき、それが橋本忍であると断言しても異論はないだろう。 『七人の侍』、『羅生門』、『真昼の暗黒』、『私は貝になりたい』、『切腹』、『白い巨塔』、『日本のいちばん長い日』、『八甲田山』、『砂の器』…、本書が取り上げたこれら...

[ 内容 ] 戦後日本でもっとも偉大な脚本家は誰かと問われたとき、それが橋本忍であると断言しても異論はないだろう。 『七人の侍』、『羅生門』、『真昼の暗黒』、『私は貝になりたい』、『切腹』、『白い巨塔』、『日本のいちばん長い日』、『八甲田山』、『砂の器』…、本書が取り上げたこれらの作品は、映画史に燦然と輝く傑作であると同時に、その上映自体がある種の社会的事件でもあった。 橋本忍本人へのインタビューをふんだんに盛り込みながら、当時の社会や人々の意識に大きなインパクトを与えた作品群の魅力に迫る、映画ファン必携の一冊。 [ 目次 ] 序章 橋本忍に魅せられて 第1章 『七人の侍』は誰が書いたのか 第2章 『羅生門』、ベネチアでグランプリ受賞 第3章 『真昼の暗黒』、冤罪青年を救う 第4章 BC級「戦犯」問題の代名詞『私は貝になりたい』 第5章 『切腹』、強大な権力に単身挑む 第6章 大学病院の異名となった『白い巨塔』 第7章 終戦の実相をもっともリアルに描いた『日本のいちばん長い日』 第8章 雪中行軍の明暗、鮮やかに描いた『八甲田山』 第9章 『砂の器』、殺人事件の背景にハンセン病の悲劇 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted byブクログ