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マンガをもっと読みなさい の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2017/12/31

読みかけとなっていた本です、最後まで読みたいと思っておりますが、現在このような本に部屋が占領されてきており、苦渋の決断ながら処分することに至りました。近い将来、この本を読破できる機会が来ることを願っています。 2017.12.31作成 途中までですが、気になったポイントです。...

読みかけとなっていた本です、最後まで読みたいと思っておりますが、現在このような本に部屋が占領されてきており、苦渋の決断ながら処分することに至りました。近い将来、この本を読破できる機会が来ることを願っています。 2017.12.31作成 途中までですが、気になったポイントです。 ・知、情、意は人間形成に欠かせない、漫画・アニメには、知・情・意が程よく混ざっている(まえがきp2) ・現在25歳以下のアメリカ人は、ほとんどが日常生活で当たり前のように日本製のマンガ・アニメ・ゲームを経験してきて育ってきている、その結果、彼らの脳には、ボトムアップラーニングという新しい学習方法がビルトインされている(まえがきp3) ・マンガは日本文化から生じており、それは日本人の脳の使い方から生じている(まえがきp5) ・マンガとはルビのある漢字、日本人の脳は、漢字を読む場所と、カナを読む場所(外国人が使う場所)が違う(p3、13 ・目から来たルール(絵画)と、耳から来たルール(音楽)の共通である、言葉を残すのが人間。同様に、マンガと、詩の共通が、言葉となる(p30)

Posted byブクログ

2015/05/05

マンガはルビをふった漢字である。漢字というのはもともとは絵から作られており、それに言葉を当てはめていった。マンガと似たところがある。脳の障害で日本人にだけ起こりうることがある。それは漢字のみの失語症、もしくはカナのみの失語症。漢字が読めなくなると、小学校1年生にもどったような感じ...

マンガはルビをふった漢字である。漢字というのはもともとは絵から作られており、それに言葉を当てはめていった。マンガと似たところがある。脳の障害で日本人にだけ起こりうることがある。それは漢字のみの失語症、もしくはカナのみの失語症。漢字が読めなくなると、小学校1年生にもどったような感じ。カナだけ読めなくなる場合、新聞などはなんとなく意味がつかめるかもしれない。問題は何か。それは、日本人の脳は、漢字を理解する部分と、カナを理解する部分とが別にあるということ。それは、ほかの言語を使う人々ではまず考えられないこと。ということで、マンガは日本の独自の文化ともいえるようになってきたのだそうです。大学にまでマンガ学部というのができています。私はマンガはほとんど読まないのだけれど、ちょっと見方を変えたほうが良いかなあ。そういえば、いまはもうないけど、月刊誌「ガロ」だけは好きでしばらく買って読んでいました。ふしぎな世界だったなあ。

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2014/10/20

2人の会話形式なのだが、あまり会話が通じ合ってない気がした。養老さんが言いたいことを言っている印象。それがおもしろいのだが。 ただ、マンガはルビのある漢字、という論点にはあまり納得ができなかった。 マンガの有用性が伝わらなかった。私自身は、マンガが好きなので、ふんふんと読んでいた...

2人の会話形式なのだが、あまり会話が通じ合ってない気がした。養老さんが言いたいことを言っている印象。それがおもしろいのだが。 ただ、マンガはルビのある漢字、という論点にはあまり納得ができなかった。 マンガの有用性が伝わらなかった。私自身は、マンガが好きなので、ふんふんと読んでいたが、マンガをバカにする人が読むと、それで?となりそう。 とりあえず、もう一度じっくり読んでみよう

Posted byブクログ

2013/03/21

マンガをそういう見方で読みますか!?とビックリするくらい、いろいろな方向からマンガを解説?していて、よんでておもしろかったです。

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2010/06/04

マンガは脳を刺激する。たしかに想像力が働きます。そしてマンガを読むのは案外頭を使います。今、会社の同僚にマンガを借りていますが、読むのに時間かかります。脳も刺激されます。

Posted byブクログ

2009/10/04

『バカの壁』の著者養老さんと、京都精華大学マンガ学部創立者である牧野さんによる対談本。マンガを読むことで脳にどのような好影響をあたえるのか?という疑問に医学的見地から迫る。また、虚構だからこそ真実をつよく伝えるという、マンガの逆説的な真理をも明らかにする。この時代になって、ようや...

『バカの壁』の著者養老さんと、京都精華大学マンガ学部創立者である牧野さんによる対談本。マンガを読むことで脳にどのような好影響をあたえるのか?という疑問に医学的見地から迫る。また、虚構だからこそ真実をつよく伝えるという、マンガの逆説的な真理をも明らかにする。この時代になって、ようやくマンガも正規メディアと認められるようになったかと、感慨深くさせられる一冊。マンガのもつ力を学問的に理解することで、あらためてその素晴らしさを認識させられる。

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