ハッカーと画家 の商品レビュー
内容はコンピュータ時代のハッカーを梃子にして、社会論、文化論、イノベーションからメンタルセットまで。でも、他の知見と合わせると、ハッカーに関する分析に限らずいろいろと示唆深い
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著者がLISP命だということは、よくよく伝わってきた。 ハッカーの生態のみについて書かれている本かと思いきや、もっとテーマは幅広く、人生論や文化論、特にアメリカという国がどんな国かということを、主にITエンジニアの視点から書かれていて、なかなか興味深かった。 ただ、テーマ...
著者がLISP命だということは、よくよく伝わってきた。 ハッカーの生態のみについて書かれている本かと思いきや、もっとテーマは幅広く、人生論や文化論、特にアメリカという国がどんな国かということを、主にITエンジニアの視点から書かれていて、なかなか興味深かった。 ただ、テーマが幅広すぎて、格差社会や富の作り方と並んで、言語比較論などが並んでいたり、まとまりがなく感じる。 もうすこし、的を絞ってハッカーやその文化についての内容を期待していただけに、その点で肩透かしをくらった格好。
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技術書ではなくエッセー本です。プログラミングやってる人ならば読むべき本です。最後まで読んだら、Lispが触りたくなるはずです。
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ソフトウェアに関するエッセイ集。ハッカーと画家の因果関係を語っているわけではない(似ている部分はあると考察しているが)。 読んでみてわかったことは、ベンチャーがソフトウェアビジネスを成功させるためには、ウェブベースのアプリケーションを選択することや、素早く実現できる言語やアーキ...
ソフトウェアに関するエッセイ集。ハッカーと画家の因果関係を語っているわけではない(似ている部分はあると考察しているが)。 読んでみてわかったことは、ベンチャーがソフトウェアビジネスを成功させるためには、ウェブベースのアプリケーションを選択することや、素早く実現できる言語やアーキテクチャを選ぶこと。その点は、非常に役立った。 以下の章は、個人的に面白かった。 「どうしてオタクはもてないか」 「富の創りかた」 「格差を考える」 エッセイなので、開発現場やビジネスに即効性のある話題を扱っているわけではないので注意。
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筆者のブログをまとめたエッセー調の本となっています。blogをまとめただけなのでタイトルの画家とハッカーというテーマが全編にわたって貫徹されているわけではありません。 ハッカーの思考をハッカー本人が解きほぐしていてその世界を知らない一般人の私には大変興味深かったです。引用として...
筆者のブログをまとめたエッセー調の本となっています。blogをまとめただけなのでタイトルの画家とハッカーというテーマが全編にわたって貫徹されているわけではありません。 ハッカーの思考をハッカー本人が解きほぐしていてその世界を知らない一般人の私には大変興味深かったです。引用としてのっていた「プログラムというのは最終的には人間にやれるものであるべきだ、たまたま計算機が行っているだけだ」というのは印象的でした。ソフトウェア工学というのがどういうものか理解できた気がします。筆者なりの視点でソフトウェア以外についても切り捨てています。学校のカースト、道徳の流行、富とは何か?やはり人とは違う発想をもった人種(ハッカー)なのでその斬新な視点にはただただ驚き。道徳の流行、というのは一番共感した。ファッションの流行なら、あとに振り返ったときに恥ずかしい思いをするだけですむ。しかし道徳の流行は他人の権利、財産、生死すらも殺してしまう。怖い話だがいつの世の中もこのロジックが働いている気がする ハッカーは単純に興味のあるものにしか行動しない、本著はそんな内容です
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この本は別にクラッカー(イタズラをする人達)の話でも、画家の本でもない。 Lisperとして有名なポール グレアムのプログラミング哲学と、Lispへの深い愛と、Lispを使った事業の成功例が書かれている。 しかし、最終章の「素晴らしきハッカー」を読んで何も感じないプログラマは い...
この本は別にクラッカー(イタズラをする人達)の話でも、画家の本でもない。 Lisperとして有名なポール グレアムのプログラミング哲学と、Lispへの深い愛と、Lispを使った事業の成功例が書かれている。 しかし、最終章の「素晴らしきハッカー」を読んで何も感じないプログラマは いないはず。 この本を読んでPerlを使うようになったし、MacのPCがそれまでよりもっと美しく見えるようになった。 プログラムを書いてて面白いって思えるプログラマはみんな読むべき
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前半は理系の人の言いたいこと言ってくれてて気持ちいい 後半はプログラミングのことが分からないとなかなかきつい あんまプログラミング詳しくないからよーわからんことが結構ある おれも色んな人を怒らせるよなこと考えてみよう
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ハッカーの哲学書。いろいろとおもしろい考え方が書かれていて、すぐ読めた。難しい本だと思って敬遠している人が多いんじゃなかろうか。そんなことはない。『プログラムは、人々がそれを読むために書かれるべきである。たまたまそれが計算機で実行できるに過ぎない』
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この本が書かれた時と今では、webサービスの状況とか台頭している企業とかまったく違うけど、今読んでも全然古く感じない。 ビジネスとは富を生み出すこと。人々が欲しがることをやる。 富は創り出すことができる。 裕福になるには、測定と梃子が必要。自分の生産性に見合うお金がもらえる...
この本が書かれた時と今では、webサービスの状況とか台頭している企業とかまったく違うけど、今読んでも全然古く感じない。 ビジネスとは富を生み出すこと。人々が欲しがることをやる。 富は創り出すことができる。 裕福になるには、測定と梃子が必要。自分の生産性に見合うお金がもらえるように正しく測定できることと、自分の決断で結果を変えることができる梃子を持つこと。 小さな会社ほどそれがやりやすい。
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ハッカーと呼ばれる人たちの思想や言動には、普通の我々には真似のできないものが含まれている。それは、問題に対してストレートでシンプル、かつクールな態度から出てくるものなのだろう。彼らは組織ではなく自分の信じるものにしたがっている。そんな彼らに抱くのは憧れ、かもしれない。 この本のエ...
ハッカーと呼ばれる人たちの思想や言動には、普通の我々には真似のできないものが含まれている。それは、問題に対してストレートでシンプル、かつクールな態度から出てくるものなのだろう。彼らは組織ではなく自分の信じるものにしたがっている。そんな彼らに抱くのは憧れ、かもしれない。 この本のエッセイにも多くのインスピレーション(気づきのカッコいい言い回し?w)をもらった。心が熱くなる本だ。
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