自動車が危ない の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
共感が持てたのは、「車両メーカは、一般ユーザに向けて積極的な啓蒙活動を行っていない」という点だ。 2008年の安全工学シンポジウムでは、国土交通省、自動車工業会、交通事故死遺族会など関係者が大勢集まったなかで、事故の記録を保持するものとして「ドライビングレコーダ」は必須であるとの共通認識があった。 カメラなしでいいので、全台数義務付けるべきだという発言が続いた。 にもかかわらず、同年の国土交通省のシンポジウムでは、事故の分析などはしていても、 ドライビングレコーダ全台義務付けの話題は、国土交通省からも自動車工業会からもなかった。 自動車が危ないのはわかりきったことだが、関係者の、一般ユーザへの啓蒙は本当に必要だと思う。
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