医者にウツは治せない の商品レビュー
実際にうつ病にかかっていたことのある著者による、実際のうつ病患者の治療日誌を綴った一冊。 本の中でも述べられているが、うつ病の実態やその治療法を知るには最適の本だけど、実際には症状も治療法も千差万別で、万人に適用することは非常に難しいと感じた。
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タイトルは言い過ぎだとは思うが、医療だけでウツは治らない、というのは真実だと思う。本書でも取り上げられている呼吸法は、心身の状態を正常に保つのに有効だと思う。
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ウツを実際に体験し、それを克服した作家の著作物。薬物療法に過度に依存する今の精神医学に対し、患者の立場から冷静に疑問を呈する。こころの病を治すことの難しさと人間の自然なこころの在り方について考えさせられました。
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[ 内容 ] 薬だけに頼らず、うつを克服するには? 国民総うつ時代の必読書。 うつ病を克服した著者が、治療の最前線を徹底取材!。 [ 目次 ] 第1章 うつとスポーツ(ソフトボール療法;一通の手紙 ほか) 第2章 うつ治療が孕む問題点(薬物療法の功罪;退院後に自殺 ほか) 第3...
[ 内容 ] 薬だけに頼らず、うつを克服するには? 国民総うつ時代の必読書。 うつ病を克服した著者が、治療の最前線を徹底取材!。 [ 目次 ] 第1章 うつとスポーツ(ソフトボール療法;一通の手紙 ほか) 第2章 うつ治療が孕む問題点(薬物療法の功罪;退院後に自殺 ほか) 第3章 薬物だけに頼らないうつ治療(内観法;幻覚、妄想が消えた ほか) 第4章 心と感情―その不可思議な世界(心が体に与える影響;嘆き悲しむことは健康によい ほか) 第5章 感情をいかにコントロ-ルするか(心を“いま”に連れ戻す;感情を味わい尽くす ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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自信の体験からうつ治療における抗鬱薬の効果に疑問を持った著者が、内観法を始めとする抗鬱薬以外のアプローチを紹介した本。
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交通事故死1万人、自殺者3万人の時代、ファーマータナカの周辺でも「うつ」が聞こえてくる。うつ治療が孕む問題点から、薬物に頼らない治療、そして不可思議で深遠なる心と感情の世界に迫る。
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ウツだけが原因とは言えないだろうが、自殺者毎年3万人というのは、やはり異常だと思う。著者もウツで入院経験があり、薬物だけにたよる治療に問題が多いのも事実。最後にOSHOが出てきたのが、ちょっと嬉しかったりする。やっぱり身体の言うことを聞かないとダメですよ。
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心理学を専攻していたものとしての一意見を述べさせていただければ、薬物療法は絶対的にないにせよ、「医者にかかればウツは治せる可能性が広がる」と思うのである。ただ、医者がウツを治すのではなく患者自身が乗り越えなければならないところが大きいのかもしれない。それは風邪を引いても治りが早い...
心理学を専攻していたものとしての一意見を述べさせていただければ、薬物療法は絶対的にないにせよ、「医者にかかればウツは治せる可能性が広がる」と思うのである。ただ、医者がウツを治すのではなく患者自身が乗り越えなければならないところが大きいのかもしれない。それは風邪を引いても治りが早い人と、こじれてしまう人がいるように個人の自己治癒力や環境による要因が大きいと思う。 薬は上手く付き合えば、きっと助けにはなると信じている。でも、「魔法の」薬ではないことは言いたい。
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スポーツライターの視点で自らのうつの体験とクロスオーバーさせながら現在の精神医学につっこんでいて目から鱗がおちました。
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