植田正治写真集:吹き抜ける風 の商品レビュー
「植田正治写真集:吹き抜ける風」 写真集。 2005年求龍堂刊。印刷:光村印刷株式会社。 何の媒体で初めて知ったのか、確か恩田さんの短編か何かだったように思うが、以前から手に入れたいと思っていた植田正治の写真集。 この写真集のために練られた「UEDAグレー」を使っているとのこと...
「植田正治写真集:吹き抜ける風」 写真集。 2005年求龍堂刊。印刷:光村印刷株式会社。 何の媒体で初めて知ったのか、確か恩田さんの短編か何かだったように思うが、以前から手に入れたいと思っていた植田正治の写真集。 この写真集のために練られた「UEDAグレー」を使っているとのこと。印刷会社は光村印刷。 オブジェが少ない、構図を大事にする、色彩を落とす、みたいな、自分自身写真を取るときにちょっと意識してみているのだけれど、とても好み。 (大学の研究室の大先輩にも、とてもカッコいい無機質な写真を撮る方がいて、隠れファンなのですが、) こう、眺めて、感覚が嵌まる感覚、という写真の数々…、自分でも撮ってみたくなるような、近くから切り取る世界観が素敵。 ようやく買ってよかった一冊。(5)
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植田正治 1913年鳥取に生まれる 2000年死去 享年87歳 鳥取に生活の本拠をおいた偉大な写真家 自宅から砂丘まで自転車で4分ということもあり 砂丘の写真が多い ほかに、家族の写真、など 独特の写しかた、「僕は写真を撮るのが楽しい」という植田の 言葉通り、楽しみながら撮...
植田正治 1913年鳥取に生まれる 2000年死去 享年87歳 鳥取に生活の本拠をおいた偉大な写真家 自宅から砂丘まで自転車で4分ということもあり 砂丘の写真が多い ほかに、家族の写真、など 独特の写しかた、「僕は写真を撮るのが楽しい」という植田の 言葉通り、楽しみながら撮影されている、 素敵な写真集
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名前は存じていたが、しっかり写真を観たことがなく、 こないだ、NHKのゆうどきネットワークで、植田正治さんについて、また植田正治写真美術館についての放送がありました。 行ってみたい!「写真で切り取る わが故郷」(鳥取県) http://www.nhk.or.jp/you-dok...
名前は存じていたが、しっかり写真を観たことがなく、 こないだ、NHKのゆうどきネットワークで、植田正治さんについて、また植田正治写真美術館についての放送がありました。 行ってみたい!「写真で切り取る わが故郷」(鳥取県) http://www.nhk.or.jp/you-doki/archive/trip/20130604.html 恥ずかしながら、東京都写真美術館の外壁になっている写真が植田正治さんの『妻の居る砂丘風景(III)』だったこと、“UEDA-CHO”(植田調)のことを知りました。 放送にて『少女四態』のモデルになった方々がご主演されていました。 とても、実験的な写真家だったと、とても興味がありました。 この本をいつか観たいと思っていたところ、 図書館にて、偶然見つけたので、借りてきました。 何度も何度も観ました。 写真も素敵ですが、その実験的な写真。 そして、自らを「アマチュア」と言う謙虚さ。 植田正治さんを詳しくなくても、まえがきの説明を読めばわかります。 写真はたくさん載っています。 たまに植田正治さんの言葉が記載されていて、とても印象的です。(引用してあります) 写真家・植田正治さん、そして、“UEDA-CHO”入門にピッタリな写真集でした。
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よかった。どこか物悲しい、そして懐かしい写真集だ。 植田正治は「いかなる被写体は単なる物体にすぎない。」と言ったらしいが、それが人間であっても同様にモノなのだ。撮り手の感情移入を極力控えているように感じた。いるのではなくて、あるというのに深く感銘を受けた。童暦シリーズが好き。
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旦那がまったく働かず自分の好きなことばかりやっていたとしても、 朝家を出て行って夕方こんな写真を撮って帰ってきてくれるなら、それでいいんじゃないかなと思うのでした。(よくないか…)
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初めて見たときの静かな衝撃が、そのあと何回見ても襲ってくる。 人物は動かない。「子狐登場」の写真のように飛び跳ねている場合ですら、動いていない。固定されている。自分の、自分しかもっていない空間の中にしっかりと。 人物の恐ろしいほどの重みは、そこから来るようだ。
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植田正治さんの写真と出会ったのは高校の家庭科の教科書だった。 各章の扉ページに写真が載せてあったのだ。 大好きになった。 植田正治写真館にも行った!地元近いからね。 この人の写真に出会えて良かった〜。
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写真を撮るということ、妻を撮るということ、砂浜を撮るということ・・・、 ヒトは写真に写ったら何者にもなるのではないでしょうか、モノクロームはまさにそれを助長したモードの雰囲気を作っています。 最近亡くなられた方ですが、この人の作品は現代にも通じるものがあると思います。
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植田正治さん。彼の目からみるこの世界は、この写真の世界のように、物悲しく、無音で、整理されたものだったのでしょうか。「ただそこに在る」ということがこんなにインパクトのあることだとは。気付かされることがいっぱい。
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鳥取へ行った.植田正治に出会った.惚れた.恵比寿でまた写真展があったので行った.図録は展示会の空気を持って帰った気になっていいですよね.
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