見えない人影 の商品レビュー
氷川さんの本格ミス…
氷川さんの本格ミステリーが好きでこの本にも手を伸ばしたんですが、これはライト色がいつもより強く ミステリー論とかがあまりなくて残念。あと叙述トリックが使われているんだけど 何のために??って分からなかったデス
文庫OFF
自称・無気力少女は、突如として サッカー部に所属する羽目に。 そしてそこで起こった殺人事件。 兄からの知識のみでサッカーを語ってはいますが 事件現場(?)が学校のせいなのか、兄は出ず。 事件のせいで己の気持ちを知ってしまったり また一人死んでみたり。 話としては特に突っ込むよ...
自称・無気力少女は、突如として サッカー部に所属する羽目に。 そしてそこで起こった殺人事件。 兄からの知識のみでサッカーを語ってはいますが 事件現場(?)が学校のせいなのか、兄は出ず。 事件のせいで己の気持ちを知ってしまったり また一人死んでみたり。 話としては特に突っ込むような所もなかったですが 犯人は…まぁそこかな? と。 とはいえ、半分しか合ってませんでした。 恋する女の子はすごいな、という確認もできました。 探偵役は用務員さん。 しかしこの人、やたらに謎すぎます。 最後の一言、どういう意味なのでしょう?? 男性でも、だからこそ? 1日1回は 見ると思うのですが…??
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”見えない人影―各務原氏の逆説”氷川透著 トクマ・ノベルズ(注意:2005/01発売) ・・・私は栗林晴美、無気力な今時の女子高生。ある日、サッカー部のリョーが失踪し、練習グランドの近くで血まみれになって死んでいた。自殺ではなさそうということで、軽音楽部の桑折君が用務員の各務原...
”見えない人影―各務原氏の逆説”氷川透著 トクマ・ノベルズ(注意:2005/01発売) ・・・私は栗林晴美、無気力な今時の女子高生。ある日、サッカー部のリョーが失踪し、練習グランドの近くで血まみれになって死んでいた。自殺ではなさそうということで、軽音楽部の桑折君が用務員の各務原氏に相談しようと言った。 ・・・”各務原氏の逆説”第二弾。 (但し、前作を読まなくても問題なし。) どうも、イマイチ感が強い。ヒロインが恋に気づくあたりが唐突に感じたせいかな。 用務員の各務原氏を手伝う桑折もいらない気がしたし。 が、各務原氏があるトリックに”気づくのが遅れた理由”とその明示方法が秀逸!だった。 ラスト二行のうまい使い方だ・・・。 (叙述トリックではない。) ・・・同著者は本作以降、新刊刊行がなかったのですが、来年(2013年)前半には”たぶん出るでしょう”とのことです。(”2013本格ミステリベスト10”より)
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題名の「見えない人影」の処理はまあまあ。 反則ギリギリ、というか反則じゃないかとも思うが、これくらいなら。 ただ、そのほかの部分がお粗末。 トリック部分は……まあトリックらしいトリックも特になかったし、文句はない。 が、この人の持ち味であるはずのロジックは……。 論証の根拠となる...
題名の「見えない人影」の処理はまあまあ。 反則ギリギリ、というか反則じゃないかとも思うが、これくらいなら。 ただ、そのほかの部分がお粗末。 トリック部分は……まあトリックらしいトリックも特になかったし、文句はない。 が、この人の持ち味であるはずのロジックは……。 論証の根拠となる最も重要な部分は物語の中で整合性がないし、その部分を無視してもネタがありきたりすぎて魅力に欠ける。 サブタイトル「各務原氏の逆説」にあるように逆説をメインにしてるのかと思えば、それもうまくいってるとは思えない。 かといって物語部分に力を入れているかと思えば、そこも上滑り。 どーにもこーにも……。
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