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我慢力を育てるしつけの知恵 の商品レビュー

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2010/01/04

娘の口答えが多くなってきたときに図書館で借りて読んだ本。 子供に我慢する力をつけるため、日頃どのように躾、生活を行うべきかが箇条書きで書かれている。 内容は子供に我慢を求めるだけではなく、親がどのように子供と接するべきかが中心となっている。記載されている箇条書きの一つ一つも頷け...

娘の口答えが多くなってきたときに図書館で借りて読んだ本。 子供に我慢する力をつけるため、日頃どのように躾、生活を行うべきかが箇条書きで書かれている。 内容は子供に我慢を求めるだけではなく、親がどのように子供と接するべきかが中心となっている。記載されている箇条書きの一つ一つも頷ける内容が多い。 親が子供にどのような躾をするかというよりも、子供を一人の人間と見て接しましょうというメッセージが背景にあると感じることができた。 一人の人間としてみたときに子供には欠けてしまう物は、もちろん考慮すべきであるが、何もわからない赤ちゃんではなく、自分と同じ人であるということを考えると、おのずと取ることが可能になる行動ばかりである。 もうひとつは、子供に我慢力を求めるだけではなく、親にも我慢力は必要であり、根気強く子供と向き合う姿勢が求められる。また、親自身が世間一般常識をきちんと把握し、行動できることが前提であり、子供の躾以前に親の行動を正すべきであるというのも、もうひとつのメッセージになっていると感じた。 知っていても、「あっそうかぁ」という内容であり何かの時にめくりたくなる本である。

Posted byブクログ