終わりまであとどれくらいだろう の商品レビュー
若者たちの長い一日を描いた物語だが、それぞれの役割がよくつかめない.最後にクラブで数人が遭遇する場面が出てくるが、それも意味がよくつかめなかった.ただ、これらの若者たち、それなりに仕事をして金を持っており、まっとうな生活をしているのだなと感じた.
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どうしようもないやるせなさ、厭世観、孤独。それでも明日はやってくる。新しい明日。 最後、突き抜けてちょっと救われる感じなのが良かった。
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言葉の選び方や登場人物のタイプなどが、あまり好みではなかったです。 6人の登場人物が入れ替わりながら話が進むけど、どれも同じような行動や思考回路。それぞれが語っているというより、一人の人から色んな人について聞いてるような片寄感。 同じようなタイプなので、それぞれのキャラクターを...
言葉の選び方や登場人物のタイプなどが、あまり好みではなかったです。 6人の登場人物が入れ替わりながら話が進むけど、どれも同じような行動や思考回路。それぞれが語っているというより、一人の人から色んな人について聞いてるような片寄感。 同じようなタイプなので、それぞれのキャラクターを判別しにくい所があったので、1人か2人にまで人を絞って、深く書いたらいいのにと思ってしまいました。 それから、あまりこういうところで個性を出さなくてもと思う独特の改行方法や句読点を減らした語り口。 ちょいワルがかっこいいと思っているのか、ドラッグやマナー違反の行動をしているところが多々あり、もやっとしました。 青春時代の感覚を持ったまま、抜け出せないまま年をとってしまったという印象。読後感としてはややさっぱりしたけど、よく考えてみると結局変わってないような……。 別の作品で賞をとってデビューした方のようなので、機会があったら他の作品も読んでみたいなと思いました。
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すいません、良さがワカリマセン。勢いはあるけど文体がやたらと奇抜に感じます。これを新しいとか個性的とか感じられたらまた違ったんでしょうが。話も「希望」はどこにあるのか、いくら不健康が蔓延してるとはいえ現代の闇はそんなに安っぽいのか、その辺が納得できず、結局それで?で終わってしまっ...
すいません、良さがワカリマセン。勢いはあるけど文体がやたらと奇抜に感じます。これを新しいとか個性的とか感じられたらまた違ったんでしょうが。話も「希望」はどこにあるのか、いくら不健康が蔓延してるとはいえ現代の闇はそんなに安っぽいのか、その辺が納得できず、結局それで?で終わってしまって。前衛芸術みたいなもんなのかなぁ・・・。
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この人は文体のリズムが独特。ハマる人はハマる。そう、ダンスミュージック的。ダルでクソみたいな日常に、クラブで朝まで踊り狂う、そんな感覚がある。という訳でカオリさんにオススメ。
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最近のとても気になる作家。サリンジャーを更に饒舌にしたようなその文体と壊れた日常を印象的に描く。春樹と龍を足して、ブコウスキーの毒を盛った感じ。処女作「アレルヤ」もオススメ。
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