灼熱を呼べ の商品レビュー
竜治の爆弾造りをやめ…
竜治の爆弾造りをやめさせる為に、付き合うことにした裕也。しかし、頻発する爆弾魔事件の犯人が竜治ではないかと疑い始め・・・友人から恋人にかわった関係や、犯人ではないと信じたいのに、疑ってしまう気持ち。様々な心の葛藤が描かれています。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
夜光さんの本の特徴として比較的軽いミステリを交えてくれるところ。単なるフォモォが読みたいわけじゃない時に凄く読みやすい(それでいて肝心のシーンも心理描写もバッチリ入っている)この本は十数冊目だけどミスリードが面白かった。執着のある攻めと天然健気な受けも非常~に好み。ただただ最後に犯人が理不尽に死んでしまうのだけがネック。著者が2冊目を書きたいと仰っているので是非とも続編をお願いしたいです。
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執着攻の刑事×眼鏡受のピアノ調律士。同級生モノです。 初期の作品ですが、もう夜光カラーが色濃く漂っていて印象的です。 竜治が高校生の時に内包していた世間や親に対する出口の見つからない苛立ち、反抗心は、大なり小なり誰もが通る道のような気がして、心が傷みました。彼の場合、危うさが許...
執着攻の刑事×眼鏡受のピアノ調律士。同級生モノです。 初期の作品ですが、もう夜光カラーが色濃く漂っていて印象的です。 竜治が高校生の時に内包していた世間や親に対する出口の見つからない苛立ち、反抗心は、大なり小なり誰もが通る道のような気がして、心が傷みました。彼の場合、危うさが許容量超えてますが。 そして、その頃からずっと竜治の動向を気にしていた裕也。ぱっと読むと、竜治が裕也に一方通行で異常な執着を見せているようですが、裕也だって自覚がないだけで竜治のことばかり見つめているような気が。 夜光作品によく出てくる「契約」はもうこの作品のテーマになってます。攻から突きつけられる受への強引かつムチャ振りな「契約」。承諾しないわけにはいかない状況にドキドキさせられるストーリーは、今も昔も遜色なしです。 二人の絡みシーンばかりのBLじゃなく、爆弾魔に関する様々な伏線も張られていてスリルとサスペンスでも堪能できます。かと言って、ただ単に犯人探しではないのがいいですね。真犯人を見つけるのはわりと簡単ですが、その犯罪の周囲にある人間関係や真実は、複雑でせつない。胸が締め付けられます。 「契約」にしては、竜治がもう訳わかんなくなるくらい裕也が好き好きってのがダイレクトに伝わる強引Hシーンがいいです。で、イヤと言いながらも感じまくっている裕也に萌え。
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⇒『灼熱を呼べ』 『愛にふれさせてくれ』 攻めの行動が子供過ぎて疲れた。 一応、続編も読むけどね。 買っちゃったから。
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内包する破壊衝動により心の均衡がギリギリな攻めと、そんな攻めに対して自分がついていないとと自身を追い込む受。読んでいて浮かんだ言葉が『共依存』。そんな閉じた世界の中で愛を構築した二人にとってこれが幸せな形なんだろうなと思わせるラストでした。夜光さんのエロ重視ではない、硬質な世界を...
内包する破壊衝動により心の均衡がギリギリな攻めと、そんな攻めに対して自分がついていないとと自身を追い込む受。読んでいて浮かんだ言葉が『共依存』。そんな閉じた世界の中で愛を構築した二人にとってこれが幸せな形なんだろうなと思わせるラストでした。夜光さんのエロ重視ではない、硬質な世界を感じる作品でした。エロはもちろんたっぷりでしたが(笑)
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絵:ひたき/幼馴染の刑事×調律師/健気受/サスペンス 「愛にふれさせてくれ」へ続く(単品でも読めます)
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未読。感想はブログにてやる予定。コレ、実はすんごい読みたい作品!匂う…匂いますぞ、萌えの匂いがプンプンと!久々にクルか、大穴?!(大穴と言う言葉が下品に聞こえるのは気のせいか)
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「お前が俺と付き合うなら、もうこなもの造るのはやめる」連続爆弾魔事件が世間を騒がせている中、裕也は親友の竜治の部屋で造りかけの爆弾を見つけてしまう。責める裕也に竜治が持ちかけてきた取り引きは、思いもよらないものだった。裕也がその条件をのみ、竜治に抱かれた後も爆弾魔の犯行は一向に途...
「お前が俺と付き合うなら、もうこなもの造るのはやめる」連続爆弾魔事件が世間を騒がせている中、裕也は親友の竜治の部屋で造りかけの爆弾を見つけてしまう。責める裕也に竜治が持ちかけてきた取り引きは、思いもよらないものだった。裕也がその条件をのみ、竜治に抱かれた後も爆弾魔の犯行は一向に途切れる様子はない。竜治が犯人であるはずがない。そう信じたい反面、疑いを隠せない裕也の心を竜治もまた敏感に感じ取っていた。果たして竜治は犯人なのか。本当の恋人ではない、友人にも戻れない、二人のもろい関係が崩れ始めていく―。
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喧嘩っ早いヤクザみたいな刑事×ピアノ調律師。 先 生 ま た 同 級 生 モ ノ 。 もう攻めが、受けがいないとただのき●がい。(笑)受けと自分以外はほんと皆死んでもかまわないと思ってるってところがほんとうにこの子、人間として大丈夫だろうか、と途中で心配になった。笑 初めての...
喧嘩っ早いヤクザみたいな刑事×ピアノ調律師。 先 生 ま た 同 級 生 モ ノ 。 もう攻めが、受けがいないとただのき●がい。(笑)受けと自分以外はほんと皆死んでもかまわないと思ってるってところがほんとうにこの子、人間として大丈夫だろうか、と途中で心配になった。笑 初めてのえっちのシーンで攻めが凄く興奮気味に抱いて、受けは結構冷静なのが萌えました。取引だとしても受けほんとまともすぎ。笑 凄く常識的で、まじめで、夜光先生にしては珍しく前向きな主人公でした。笑 最後がちょっぴりしょんぼりしてしまいましたが、2巻に続いているようなので、2巻は幸せな終わり方でありますように・・・!! 最後は攻めが受けに惚れたきっかけで終わるんですが、ほのぼのしててほわわんとなりました。でも全体的にはやっぱり鬱小説かな。笑
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夜光花さんは、いつもあらすじからぶっとんでいてwついつい読みたくなるのですが、これもその1つ。攻が何もかも壊してしまいたくなったり、回りがどうなっても気にならない、というタイプで、放っておくとどんどん落ちていきそうなところを、そうさせまいとする強さがある受の強さが好きでした。
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