1,800円以上の注文で送料無料

感染 の商品レビュー

3.2

87件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    23

  3. 3つ

    40

  4. 2つ

    12

  5. 1つ

    2

レビューを投稿

臓器移植をテーマにし…

臓器移植をテーマにした医療サスペンス(?)。深いテーマのわりには2時間ドラマのよな感じでトントン拍子にストーリーが展開していくので少し物足りなさもあった。それなりに面白かったですけど・・・

文庫OFF

 テーマは面白いと思…

 テーマは面白いと思うけど 病院・病気モノを扱うならもう少し突っ込んで書いて欲しいと思う。確かに読みやすく素直な文章で好感は持てるが リアリティがあまり感じられないのが残念

文庫OFF

異種移植を扱った医療…

異種移植を扱った医療系サスペンス。正直なところ、「感染」というタイトルはどうかなぁ、と思う。リアリティと緊迫感が足りないような気がした。まぁ、子どもの臓器移植については多少考えさせられるけど。ある程度ミステリを読んでいる人には質・量ともに物足りなさを覚えるのではないだろうか。

文庫OFF

医療モノ小説

医療問題で活躍するジャーナリストである著者の、小説デビュー作です。臓器移植と感染問題がテーマ。幼児の連続殺人事件、夫の失踪という謎をからめ、登場人物たちのドラマを描ききった力作。

みよ

2023/12/24

医者としての自負、親としての愛、移植術の未来を思う見識、1 人を除いてみんな子ども達を助けたかっただけなのに...。辛口の書評も多いようですが、まぁ、デビュー作ですしね。

Posted byブクログ

2023/06/25

リーダービリティーもよく、ストーリー展開も無駄がなく分かりやすい。ただ難点をあげるとあまりに上手に進みすぎていて主人公が血肉の通った人間として見えて来ない、という点がある。作家の手の上で転がされているのが丸見え、といったところだろうか。夫の不自然な動向に連続する幼児誘拐事件を絡め...

リーダービリティーもよく、ストーリー展開も無駄がなく分かりやすい。ただ難点をあげるとあまりに上手に進みすぎていて主人公が血肉の通った人間として見えて来ない、という点がある。作家の手の上で転がされているのが丸見え、といったところだろうか。夫の不自然な動向に連続する幼児誘拐事件を絡めてくる巧みさには参ったが、それ故に惜しい所も多い。

Posted byブクログ

2022/06/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

執筆時である2005年から17年経った今なお豚の臓器移植が成功していないのだからよほどハードルが高いのだろう。学部長が汚職まみれというのはお約束とは言え中々ダイナミックな原因だった。伏線の貼り方は露骨だったしもう少し主人公以外を丁寧に描いてもいいのではと思うが題材が面白くカバー出来る範疇だと思う。 ただ誰も彼もが心臓を灰にしてしまう、という慟哭は印象深い。

Posted byブクログ

2022/04/05

他人よりいい思いをしたい、というのは当たり前のことなんだろうけどなぁ。そこに落とし穴がある。 欲張りすぎず程々に。

Posted byブクログ

2021/02/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あらすじが面白そうで期待しすぎてしまった。主人公の性格が卑屈で応援したくならなかった。事件そのものはスリリングなのに、読んでいても緊迫感がない。主人公がある程度真相を掴むけど、最終的には友人の記者が一から十まで口頭で説明して終り。ミステリーとしてかなり残念だと思う。子どもの移植手術という意義のあるテーマなので、もっとそこに焦点を当てた医療ドラマとして書かれた方が良かったのではと思った。

Posted byブクログ

2020/12/01

タイトルだけ見て今年読むべきかな?と思ったが、表紙のセンスの無さに不安になる。 東都大学のウイルス教室の助手(今の助教)である葉月は、移植外科のホープ啓介に求婚され、結婚した。しかし啓介とは家でほとんど会話もない日々が続いていたが、啓介は夜中に出かけることが多くなる。そんな中、...

タイトルだけ見て今年読むべきかな?と思ったが、表紙のセンスの無さに不安になる。 東都大学のウイルス教室の助手(今の助教)である葉月は、移植外科のホープ啓介に求婚され、結婚した。しかし啓介とは家でほとんど会話もない日々が続いていたが、啓介は夜中に出かけることが多くなる。そんな中、啓介の前妻との間の息子が誘拐された…。 あらすじ書きにくいー。というのも、タイトルの『感染』が全然出てこない上に、あれだのこれだの、めんどくさい人物は出てくるが、ストーリーとの関わりが全然見えない状態が続く。そんな中の誘拐事件である。 まあ、後々には繋がるのだが、ストーリーをつないでおこうとする努力が、葉月の弱音だけしか無いため、痛々しいと言うか、危なっかしい展開が続いてゆく。 後半でようやくタイトルに繋がる展開となっていくものの、これがまた中途半端。肝炎ウイルスなのに腎臓?腎臓に巣食うのに皮膚症状?何を下敷きに書いているのかわからないが、何もかも納得できないし、オチまで作者の思い込みが暴走している状態である。 全体に書き込みが散漫で、景色の見えない話が続くし、キャラクターだけ強烈な登場人物を全く効果的でなく配しているし、安物のドラマの脚本かしらと思ったが、小学館小説賞? その賞、大丈夫なの? 2002年に発表された話なのに、全体に出てくるものが古い(助手という書き方など)のも、どうなってんの?

Posted byブクログ