鉄道事故と法 の商品レビュー
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2005年刊行。著者は弁護士兼阪急電鉄勤務(いわゆる法廷業務をしていたとは思いにくいが)。本書は、自分の経歴を生かし、鉄道事故のあれこれを実例をふんだんに取り入れ検証していく。確かに、信楽高原鉄道列車衝突事故のような案件は耳目を引くが、稀である。他方、踏み切り遮断機をくぐる事故、酔客が駅のホームからの転落事故は件数としては圧倒的に多く、個人的には後者が気にかかる。なお、本書は法律実務を知らない読者を想定して易しく書こうとしているが、やはり損害賠償責任の要件等基本的な知識があった方が読みやすいかも。
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鉄道事故と法 というよりは、 鉄道事故と裁判 といった方がよいかもしれない。 鉄道事故における判例だけでなく,裁判の過程についても言及している。 弁護士ならではの視点を提供している。
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