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結晶物語(2) の商品レビュー

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この巻では、凍雨より…

この巻では、凍雨より黄龍の方に重点が置かれている感じ。黄龍の過去や、前巻で受け取った人魚のナイフを巡っての話等・・・1巻では割とコミカルな感じを受けたが、2巻は割とシリアス路線。凍雨の父も、1より動きがある。

文庫OFF

2011/05/28
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※このレビューにはネタバレを含みます

新書購入  ファンタジー。  御伽噺をモチーフにして、人とあやかしのハーフの凍雨が弱味を握っている人間黄龍をこきつかいながら、いろんな事件に首を突っ込んでいくというもの。  父親が大妖怪。時間を食べる白い大蛇「白夜」。  今回のモチーフは、「眠り姫」「かぐや姫」。あと、「人魚姫」から続いているネタで、「白雪姫」らしいです。  価値観が違う凍雨に振り回され続ける黄龍。  人外は嘘をつけない、つかない(人の変化は嘘をついたりできる)から約束破ると怖いよ、と。不可抗力とかは認めない。  これの裏テーマは、白夜は死んだ妻を取り戻せるのか? みたいです。  白雪姫はさらに話が続く模様。  ……黄龍よ。名乗らない妖に「プリンス」って名付けるのは、どうかと思うよ。  そして、プリンス、この後も絡むらしい。彼がほしいのは人魚刀。無夜はこの人、嫌いだ。愛する女以外への、女の扱いがひどすぎる。冷凍庫に死体つるすな。好きになってくれた人を、生きたまま冷凍室に放り込むな。 

Posted byブクログ