人形幻戯 の商品レビュー

西澤保彦(著者)

チョーモンインシリー…

[文庫ＯＦＦ]

チョーモンインシリーズの短編集。この本では神麻さんの出番が少なめでさびしい。

事件には必ず超能力が…

[文庫ＯＦＦ]

事件には必ず超能力が絡んでいるチョーモンインシリーズ。このシリーズを読んでいる人にはちょっと物足りないかもしれません。

神麻嗣子シリーズ第6…

[文庫ＯＦＦ]

神麻嗣子シリーズ第6弾の短編集いろんなキャラが主役になっていて楽しめるし、それぞれの謎も面白かった。しかし、「無限巡礼」から最終章へ向けての伏線を張りまくってあるのに、なかなか長編が描かれないのは寂しいなぁ。ここらでずっしりくる(西澤保彦らしい重さとかイヤさのある)長編が読みたくなった。嗣子ちゃん萌え～…ではないけれど、嗣子ちゃんが身近に欲しいｗ

2020/08/02

超能力が絡んでくる殺人事件ばかりだが、この小説世界の中では、超能力者がぽろぽろとたくさんいるみたいだ。でも、超能力の存在うんぬんより、結局は超能力が何故その場面で使われなければならなかったのかというのが推理の要となってくる。事件の裏にあるいろいろな人物の事情が上手く絡められていて結構読ませるのだ。いつもの主要人物の3人に神余響子（美少女のくせにオレと自称する変な奴）が加わっているが、それぞれが一人で登場することもあるし、視点も短編ごとに違っていて、ヴァラエティに富んでいる。

2013/01/14

ぜひ保科さんには能解さんと一緒になっていただきたいと思っていたけど、元奥さんの聡子さんもとっても良い人柄なのよね。
どちらも捨てがたい。
もちろん神麻さんもね。
でも保科さんは彼女との間に子どもを授かることになっているしね。ほほほ。
結局、前回とっても気になった新しい担当（主人公が作家さんなので、その担当者）の不審な行動の理由は明かされず。
次も早く手に入れねば。

2012/08/11

シリーズモノとは知らずに購入。
キャラ分らなかったけど、設定が凝ってて、事件自体は楽しめました。
今後逆流予定。

2012/05/27

んー、このシリーズはここの所ちょっと苦戦中。
変化球を投げて失敗している印象。
残念な感じが続きます。

2011/07/07

再読した。これ……読み返してみるとなかなか魅力のない短篇集だな……。ハッとするような真相の短編もかなり少ないし、かといって神麻シリーズとしては新しいネタが出てくるわけでもない……。女性にスポット絞りたかったんだろうけど、ものすごく中途半端な作品になっとる……。

2010/03/12

『不測の死体』
歩いている途中突然時計が頭に当たり死んだ被害者。同時刻殺害された被害者の夫。目撃された娘婿。仕掛けられた罠。

『墜落する思慕』
修学旅行中の事故により死んだ女性教師。追悼集会中の生徒の転落死。一度飛び降り、上昇した被害者の謎。目撃者たちの証言。

『おもいでの行方』
仲良しの３人組。一人の結婚で崩れた男女のバランス。消える記憶。死んだ女性。自転車事故で死んだ男。

『彼女が輪廻を止める理由』
橋から落ちた男。男の立ち上げた会社の同僚たちが知る事件についての情報の謎。

『人形幻戯』
火の球をあやつる叶宮刑事。シャンデリアの転落事件。弱いものが集まると起こる力。

『怨の駆動体』
階段から転げ落ち死んだ女。女を送って行った男。タクシーで待つ女の関係。施錠されたチェーンキーに隠された意味。

　２００９年１０月２３日購入

　２０１０年３月１２日読了

2009/10/04

チョーモンインシリーズ第四弾。

巨大シャンデリアの落下事件は「意図した超能力」による犯行か?

あるいは「意図せぬ超能力」によるものか?

なんて状況、他のミステリじゃ中々お目にかかれません。

ましてやきちんとしたロジックで解決されるとは。

ユーモアだけじゃない本格ミステリ、楽しんでみてください。