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時生 の商品レビュー

4

900件のお客様レビュー

  1. 5つ

    278

  2. 4つ

    320

  3. 3つ

    205

  4. 2つ

    45

  5. 1つ

    8

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2009/10/04

NHKのドラマを先に見て、文庫化を待って読んだ一冊。 なので、拓実は国分君、時生は桜井君のイメージがダブってしょうがなかったけど、(BGMはドラマ主題歌だった大塚愛「大好きだよ。」がエンドレス) 読み始めたらそんなことはどうでもよくなって、最後まで一気読み。 そしてところどころ、...

NHKのドラマを先に見て、文庫化を待って読んだ一冊。 なので、拓実は国分君、時生は桜井君のイメージがダブってしょうがなかったけど、(BGMはドラマ主題歌だった大塚愛「大好きだよ。」がエンドレス) 読み始めたらそんなことはどうでもよくなって、最後まで一気読み。 そしてところどころ、泣いてしまった。 千鶴の失踪の原因探しとか、拓実の出生の秘密とか、タイムとラベルとか、そういうのもあるけれど、基本は親子の物語。 だから最後の一行が胸に迫る感じが強い。 個人的には涙なくしては読めない一冊だった。

Posted byブクログ

2009/10/04

息子の死の直前、夫が妻に語った、自分の不思議な体験。 若いころの自分に未来から子供が会いに来る、という設定はありきたりだけれど、何故か泣くんだよなぁ。 面白いのかと聞かれると返答に困るけど、嫌いじゃない作品。 …だって、結局オビの問いの答えは…?!

Posted byブクログ

2009/10/04

時生はとても大人だ。若かりし日のとうちゃんの子供っぽさに嫌気がさしながらも最後までやり遂げ、運命へと導いた時生に涙。花やしきで待ってるぞー!号泣ー!

Posted byブクログ

2009/10/04

どんだけ、人の涙腺を刺激すればいいんじゃ!という涙無しでは語れないお話。序章を読んだ時点ですでに泣きそうになってしまいそうな境遇を知ってしまう。これが涙の要因の一つ。そこから始まる拓実とトキオのハートフルストーリー。ページをめくるのが楽しみという感覚。この本に詰まっている盛りだく...

どんだけ、人の涙腺を刺激すればいいんじゃ!という涙無しでは語れないお話。序章を読んだ時点ですでに泣きそうになってしまいそうな境遇を知ってしまう。これが涙の要因の一つ。そこから始まる拓実とトキオのハートフルストーリー。ページをめくるのが楽しみという感覚。この本に詰まっている盛りだくさんの要素が読者を魅了してやまない。主人公である拓実の駄目っぷりにヤキモキしながらも、徐々に明かされる真相と拓実の姿に涙。涙。涙。多分、拓実が駄目人間でなければ僕はここまで共感できなかったと思う。とにかくこの作品で東野圭吾は加藤鷹の如き、涙腺を刺激する秘技を披露する。君の涙腺は潮を吹かずに耐え切れるだろうか? ここまで言ってしまうと、逆にあなたが泣かなかったときに非難轟々だろうから保障はしませんが。素直に面白い作品だということは品質保障します。「明日だけが未来じゃないんだよ」、トキオの言葉の重みを感じてください。生きることに前向きになれる素敵な作品でした。

Posted byブクログ

2009/10/04

自分の息子が、自分に生き方を導きにやってくる。自分の人生は自分が思っているよりは悪くないのです。 長くは生きられない障害をもった息子が、生まれてくるために過去の父親のもとへ行くと思うと涙があふれてきます。自分が思うより他人は認めてくれるのですね。

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2009/10/04

グレゴリウス症候群という遺伝性の疾患を持った息子が  最期のときを迎えようとしていた。  夫婦は遺伝性の疾患である以上 その疾患を持って  生まれてくる可能性はあったけれど 産む決心をし  そして 結果的にはその疾患を発症してしまった。  息子は果たして産まれてきてよかったと思...

グレゴリウス症候群という遺伝性の疾患を持った息子が  最期のときを迎えようとしていた。  夫婦は遺伝性の疾患である以上 その疾患を持って  生まれてくる可能性はあったけれど 産む決心をし  そして 結果的にはその疾患を発症してしまった。  息子は果たして産まれてきてよかったと思ったことが  あるのだろうか 幸せだったのだろうか。。 という妻の言葉に 夫は 過去の話をし始める。

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2009/10/04

すっごく面白かったっ! 今まで読んだ東野作品の中では断トツだと思う。 難病の子供が生まれるかもしれないという事がわかっていながら、「時生」という子供を授かる。「時生」は、その予想通り若くしてこの世を去ろうとしている。その子供を前に父親の拓実は、妻に「俺はずっと昔、あいつ(時生)に...

すっごく面白かったっ! 今まで読んだ東野作品の中では断トツだと思う。 難病の子供が生まれるかもしれないという事がわかっていながら、「時生」という子供を授かる。「時生」は、その予想通り若くしてこの世を去ろうとしている。その子供を前に父親の拓実は、妻に「俺はずっと昔、あいつ(時生)に会っているんだ」と、話し始める・・・ ずっと胸の奥が温かい。そんな話しだったな? あっと言う間に読み切れてしまう本です。

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2009/10/04

今話題の東野圭吾。筋、人物描写に多少無理があるが、発想がいいのと、最後の「花やしき、だぞ」というせりふで閉めるところがうまい。

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2010/09/05

▽不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、宮本拓実は妻に、二十年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。どうしようもない若者だった拓実は、「トキオ」と名乗る少年と共に、謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追った―。過去、現在、未来が交錯するベストセラー作家の集大成作...

▽不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、宮本拓実は妻に、二十年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。どうしようもない若者だった拓実は、「トキオ」と名乗る少年と共に、謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追った―。過去、現在、未来が交錯するベストセラー作家の集大成作品。

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2009/10/27

▽不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、宮本拓実は妻に、二十年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。どうしようもない若者だった拓実は、「トキオ」と名乗る少年と共に、謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追った―。過去、現在、未来が交錯するベストセラー作家の集大成作...

▽不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、宮本拓実は妻に、二十年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。どうしようもない若者だった拓実は、「トキオ」と名乗る少年と共に、謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追った―。過去、現在、未来が交錯するベストセラー作家の集大成作品。          2006/12/15 彼から

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