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水族館の通になる の商品レビュー

3.9

24件のお客様レビュー

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水族館に行きはしても…

水族館に行きはしても、細かな知識は無かったので興味深かったです。

文庫OFF

2023/10/15

水族館の知られざる秘密がたくさん書かれていておもしろかったです。いい本でしたが、写真やキャプションのレイアウトが今いちで気になりました。

Posted byブクログ

2023/05/04

餌代の話はびっくり。水族館の運営費はかなりかかる。ただ、各水族館の展示の工夫を知りたくて読んだため、参考になる情報は多くなかった。

Posted byブクログ

2021/12/20

 水族館プロデューサー、アドバイザーとして活躍する著者による、水族館にいる動物や飼育員の仕事について。「水族館を上手に楽しむ方法」や、「にせ水族館スタッフになれるかも」しれない水族館用語辞典というのも付録として付いている。モノクロだが写真も多く、すぐに読める。  著者は「文系で動...

 水族館プロデューサー、アドバイザーとして活躍する著者による、水族館にいる動物や飼育員の仕事について。「水族館を上手に楽しむ方法」や、「にせ水族館スタッフになれるかも」しれない水族館用語辞典というのも付録として付いている。モノクロだが写真も多く、すぐに読める。  著者は「文系で動物のことなんかなにも知らなかった」(p.129)が、飼育員やアシカショーのトレーナーをやっていたらしい。これを読むと、水族館という場所で働く人たちは、動物をよく知ろうとする、動物の気持ちになれる、人とコミュニケーションできる、見せ方が工夫できるという素質を持った人たちで、主にエサの管理や水槽の清掃をしている、という風に理解したが、これで正しいのだろうか。  どの業界にも裏話というのはあるけど、水族館の裏話というのもなかなか面白いし、楽しい。驚く話もたくさんあるが、なかでも動物を移動させる話で、「ラッコなどは、見るからに問題なく移動を終えたところで、ショック死することもあるので、細心の注意が必要だ。」(p.77)なんて、そんな動物もいるのか、と思った。ラッコと言えば、特にラッコの飼育が難しいという話(pp.97-8)や、「体重40キロほどのラッコが、100倍以上もの体重があるシャチの食費の3分の1程度」(p.198)という話とか、ラッコって飼うのはとっても大変なんだなあと思った。身近な魚で飼育が難しいのは、サンマだそうだ。そしてサンマの他に「驚いたらどこまでも飛んで逃げてしまうトビウオ」(p.93)だそうで、へえ。どこまでも飛んでいくのか…。  そんなに専門的な話もなく、水族館の雑学、という感じだが、動物園・水族館好きのおれには手軽に楽しめる、そして水族館に行ったらそれまでとは違う視点で楽しめそうな、そういう本だった。一番面白かったのは「遊びの文化があるように思えてくる」(p.120)という イルカかなあ。たしか名古屋港水族館で、水槽の前でおじさんが踊ったらイルカもクルクルしたのを見て、めっちゃかわいいとか思ったけど、そういう性質がイルカにはあるらしく、さらに「海獣に好かれる顔」(p.121)というのがあるんだって。残念ながらおれは好かれる顔にはなっていないようなので、「ハンカチを取り出して、ガラス窓でひらひらしてみる」(p.123)というのをやってみようかなあと思った。(21/12/20)

Posted byブクログ

2020/09/27

著者略歴がすごいです。(2005年当時のもの) > 鳥羽水族館にてアシカトレーナーを経て、巨大水族館ブームの先駆けとなった新・鳥羽水族館をプロデュース。CATVによる連続番組「水の惑星紀行」などを手がけ、2002年まで同・副館長。その後、新江ノ島水族館の監修とプロモーション...

著者略歴がすごいです。(2005年当時のもの) > 鳥羽水族館にてアシカトレーナーを経て、巨大水族館ブームの先駆けとなった新・鳥羽水族館をプロデュース。CATVによる連続番組「水の惑星紀行」などを手がけ、2002年まで同・副館長。その後、新江ノ島水族館の監修とプロモーションに携わり、現在、同水族館のアドバイザーを務める。 水族館についてもっと知りたい!という人におすすめの本です。とりわけ、私も年1回くらいは行っていた、新江ノ島水族館については詳しい話があちこちに出てきますので、興味深いです。 Q. 死んだ魚は食べるの?=>A. 食べません。 ここが面白かった(昔は食べたりしてたらしい)。 ほかにも素朴な疑問に答えてくれるので、気になった方はぜひ。

Posted byブクログ

2019/07/04

たしか”新書75冊”の中からのチョイス。小さいころから水族館は好きだった。幼少期、県下にあった須磨、姫路、城崎には繰り返し連れて行ってもらった記憶がある。海遊館が出来た時の嬉しさ、実際に初めて行った時のワクワク感は、今も胸に焼き付いている。次第に自分で旅行先を決める年齢になり、子...

たしか”新書75冊”の中からのチョイス。小さいころから水族館は好きだった。幼少期、県下にあった須磨、姫路、城崎には繰り返し連れて行ってもらった記憶がある。海遊館が出来た時の嬉しさ、実際に初めて行った時のワクワク感は、今も胸に焼き付いている。次第に自分で旅行先を決める年齢になり、子をなしてせがまれるようになり、今も尚、お出かけ先の上位は揺るがない。展示やショーが似ているのはそういう訳か。やっぱり日本の水族館は世界的にも凄いんだ。死んだ魚はまあ、食べんよな。専門知識にいき過ぎることなく、読んで楽しい内容が絶妙に選択されていて、素晴らしい内容だった。読み終わると、すぐにでもまた行きたくなる。

Posted byブクログ

2019/06/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

水族館に関してのお話。 いい状態で見るにはどうすればいいかや 食事の裏側なんか盛りだくさん。 しかし、ある海獣の扱いのひどさよ(笑) まあ、あいつ食費えげつないし なにせ●●●●だし…(一応これは自主規制) そのほかには 海獣のお引っ越しの際は どうするのかや 死んでしまった魚の扱いは どうなるのか?といった疑問点にも 答えております。 死んでしまった魚の扱いは それぞれみたいね。 まあ時に人の胃に…はあるみたいで。 そりゃあそうよね。

Posted byブクログ

2019/01/13

水生生物のことをまとめた本は何冊か知ってますが「水族館」のいろはを教えてくれる本は珍しく感じました。 「そうなんだ!」と思えるものも多く、1つ1つの章立てが細かく分かれているため、テンポ良く読み進めていけます。

Posted byブクログ

2018/09/20

水族館を楽しく詳しく教えてくれる本。 印象に残ったのは、新米水族館員はホースを上手にさばけないてところ。 これ読んでからホースを使うときは、丁寧に水抜いてから巻くようになった。巻きやすさがぜんぜん違う。

Posted byブクログ

2017/10/28

先日、著者の中村さんがラジオに出演していた。 その放送を聞いて、本書を手にした。 水族館プロデューサーとのことで、技術畑の人かと思っていたのだが、アシカのトレーナーからキャリアを始めた人だそうだ。 水族館の世界も、ディープである。 展示する魚は、エサは、そして水はどこから調達す...

先日、著者の中村さんがラジオに出演していた。 その放送を聞いて、本書を手にした。 水族館プロデューサーとのことで、技術畑の人かと思っていたのだが、アシカのトレーナーからキャリアを始めた人だそうだ。 水族館の世界も、ディープである。 展示する魚は、エサは、そして水はどこから調達するのか。 魚はどうやって運ぶか。 食べ残しや排泄物はどう処理しているか。 死んでしまった魚はどうしているのか。 ピラニアや電気ウナギの水槽はどうやって掃除するのか。 そして、人込みを避けて水族館を楽しむには、いつ行くのがいいか。 まったく考えもしなかった「謎」と、その答えが次々と明かされる。 水族館は割と大らかな文化を持っていて、あるところで成功した飼育方法や展示方法をシェアするのが普通だというのも面白かった。 魚好きだからか、日本は世界有数の水族館大国なんだそうだ。 その陰には濾過技術や、水槽を作る素材の開発など、多くの技術が関わっている。 現在、水槽はアクリルパネル製。 四国の日プラという会社が、何と世界でも70%のシェアを占めるらしい。 技術や施設は日進月歩。 もう十年以上前の本だから、きっと今はまた少し書き換わる内容も出てきているのだろう。 最近の話も読みたいな、と思う。

Posted byブクログ