カーマロカ の商品レビュー
将門の乱後、死んだとされる平将門がまだ生きていた? 将門についてはあまり詳しくなかったが、これで魅力が増したというわけでもない。最後が妙にまとまりすぎている感がある。 勢いよく読めて、ラノベとしては充分おもしろい。
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平将門は生きていたという設定のストーリー 将門に、ほれました!カッコイイ!! 時代小説好きじゃなくても、おもしろい本です。
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●フツーに「その後の将門モノ」。 ちゃんと滝夜叉姫も出てきます。 作者はラノベ出身なだけあって、キャラの立ちっぷりは立派。 私としては、兼家がよろしいですな。 ストーリーもなめらかで読みやすいです。2時間かかりませんでした。 ●男泣きまではしなかったけど、ええ話度は高かったかと思...
●フツーに「その後の将門モノ」。 ちゃんと滝夜叉姫も出てきます。 作者はラノベ出身なだけあって、キャラの立ちっぷりは立派。 私としては、兼家がよろしいですな。 ストーリーもなめらかで読みやすいです。2時間かかりませんでした。 ●男泣きまではしなかったけど、ええ話度は高かったかと思われます。 ちょっとだけ胸を熱くしたい人へ☆
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「平将門は未だ生きて甲斐にあり」 940年承平・天慶の乱で死んだはずの平将門は異国風の美女と 貴族風の男を伴い甲斐の国に出現。朝廷は追捕氏、僧兵、らを追っ手に差し向ける。 装丁は地味だが中身は骨太の大活劇。矢が飛び交い騎馬が駆け抜ける黒澤映画ばりのアクションが連続するの...
「平将門は未だ生きて甲斐にあり」 940年承平・天慶の乱で死んだはずの平将門は異国風の美女と 貴族風の男を伴い甲斐の国に出現。朝廷は追捕氏、僧兵、らを追っ手に差し向ける。 装丁は地味だが中身は骨太の大活劇。矢が飛び交い騎馬が駆け抜ける黒澤映画ばりのアクションが連続するので一気に読める。 将門を襲う敵には奇怪な幻術を使うものもいるけれど 理にかなった仕掛けがちゃんとあり現実に足が着いた描写をしている。 いかに相手のトリックを見破り弱点を突くか?という攻防も興味深く、 特に将門と陰陽師・賀茂保憲との対決は幻想的でありながら 互いの知力をふりしぼった闘いになっており全編の白眉。 お話は能登に向かう将門の追撃戦がメインでシンプルなものだが 多彩な人物が登場しそれぞれの思惑が絡んで壮大なものになっていく。 ラストシーンが近づいてもお話が閉じていかず、 終章でさらに大風呂敷が広がっていくのは歴史伝奇ロマンを読む醍醐味を感じたよ。
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おもしろい!神秘的に魔法みたいな妖術を使わせるのかと思ったら、ちゃんと科学的に説明がついたりして、ふしぎにリアルな幻想将門奇譚です。
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