家出のすすめ 改版 の商品レビュー
いろいろタメになるお…
いろいろタメになるお話ばかりです。中学三年生のときに読んだのですが、この時期に読んでおいて本当に良かったなと思います。自立するときに読みたい本ですね。
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自分の部屋に引きこも…
自分の部屋に引きこもりをしている我々若者は、まず何をすべきか───親を捨てるべきだ。我々が安穏とこもっているのは自分の殻ではない、それは母親の胎内だ。親からの自立。
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常識や道徳のいかさま…
常識や道徳のいかさまを暴いてます。親や教師にうんざりした時に。
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いま時分のおかれてい…
いま時分のおかれている環境がいやになったとき、手に取りたい本。自分の知らない世界を知れて楽しく読めました。
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寺山修司ファンじゃな…
寺山修司ファンじゃなくても、特に多感な年頃に1度は読むべきだと思う。最初からある物を疑問なく受け入れている自分に腹が立った。こういう見方もあるんだなぁと思わせられた。
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三沢への旅行きっかけで寺山修司という人物を知り読んでみた まるで現代の事を言ってるような部分も多く本質を突いて思考をしているだろうと思う 寺山修司博物館も異世界のようだったが良かった 寺山修司ファンになりそうだ
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家出や自立諸々含めて、自分や世間の内側にある「こうであるべき」という型に疑いを持って生きることなのかなと…結構過激で全てを鵜呑みにするわけでは勿論無いが、1つの考え方として自分の中に仕舞っておこう。なるべく他人軸で決定を進めないように。
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草津の旅のお供に。寺山修司のエッセイって絶対に出先でしか読みたくないんだけど、この気持ちなんだろう。 本作に書かれているのは、題名そのまま"家出のすすめ"および"自由論"。 そして尖りに尖った小見出しは、「サザエさんの性生活」「行きあたり...
草津の旅のお供に。寺山修司のエッセイって絶対に出先でしか読みたくないんだけど、この気持ちなんだろう。 本作に書かれているのは、題名そのまま"家出のすすめ"および"自由論"。 そして尖りに尖った小見出しは、「サザエさんの性生活」「行きあたりばったりで跳べ」「サド情話」「吃音クラブ」「死体教育」「と畜場の思想」「自由だ、助けてくれ」などなど。 キレキレで痛快な内容だったなぁ。我々に必要なのは、故郷、常識、日常からの離脱! このぐらい破天荒な考え方とエネルギーを持っていないければ、寺山修司の出身地・青森からはるばる東京にまでやってくることはできなかったのかな。 同時に読んでいた本(Wi-Fi幽霊)にでてきた、首を刎ねられても生き続ける鶏の話がこっちでも言及されていて、不思議なリンクに少し笑った。 金言もたくさん。 〈親の愛情、とりわけ母親の愛情というものはいつもかなしい。いつもかなしいというのは、それがつねに「片恋」だからです。そして、いずれは自分を捨ててゆくとわかりきっている恋人に、うらみつらみの恋文を書くようにしてうたわれるのが子守唄なのです。〉 〈わたしは、同世代のすべての若者はすべからく一度は家出をすべし、と考えています。家出してみて「家」の意味、家族のなかの自分……という客観的視野を持つことのできる若者もいるだろうし、「家」をでて、一人になることによって……東京のパチンコ屋の屋根裏でロビンソン・クルーソーのような生活から自分をつくりあげてゆくこともできるでしょう。〉 〈生きること、日常のすべてを、他の人たちと同じようにしてはいませんか? たった一度しかない人生を、一つ一つ、無意識に概念に操られているならば何んてもったいないことか。そのことを気づかぬかぎり、たぶんあなたに、自由はないでしょう。しかし、そうした疑問が生まれた瞬間から、あなたは自分自身の未来になることができるかも知れないのです。〉 〈「だからこそ、家出の必要があるのです。 あなたは家をつくったのではない。家につくられたのです。幸福だとおもっているが、それはたんに、ある日あたえられた幸福感を持続させようとおもっているにすぎない。 ……しかし、今のままだと、あなたの行先は目に見えています。 事態はおそらく、あなたの予想どおりにしか進展しないでしょう。あなたはいまの彼氏と結婚するだけです。 意外なことは何一つ起こらない 「そう」 「そして、何の可能性もないままに、家でよろめきドラマのテレビなど見ながら老いてゆくだけです」〉 〈ただ、たしかなことは自分の未来が自分の肉体の中にしかない、ということであり、世界史は自分の血管を潜り抜けるときにはじめてはっきりとした意味を持つものだ、ということです。 自由というのは、もはや、不自由の反対語ではないのです。〉 これは私だけかもしれないけど、村上春樹がこのソウルの系譜を受け継いでいるような気配を端々に感じた。
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P108 法律とはたいてい、その社会の体制に適合させてつくられるものであって、内なるモラルとは全く関係がない。 つまり善悪というものを、人間の道徳で測ろうとすると、法律は絶対ではない…ということです。
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家出のすすめの章は、なかなか過激派な意見だと感じた。 客観的なフリをして、一貫して母と息子の関係に触れるので、作者の経験であることがすぐに感じる。また少々、女性に対してかなり荒っぽいというか…行き過ぎた思想があるようだ。 「父親」という言葉がほとんど出てこず、母の執拗な息子への愛...
家出のすすめの章は、なかなか過激派な意見だと感じた。 客観的なフリをして、一貫して母と息子の関係に触れるので、作者の経験であることがすぐに感じる。また少々、女性に対してかなり荒っぽいというか…行き過ぎた思想があるようだ。 「父親」という言葉がほとんど出てこず、母の執拗な息子への愛に対して害だの、女が家出したのち風俗嬢になろうとそれも幸せだと言うのも、なかなかに古く凝り固まった男の香りがする。 過激派な家出主義者だとしても、その孤立した鋭さ故、現代にもなにか響くものがあるのかもしれないが、いずれにしても、この本は独創的な過激派の作家が記した、個人的で感情的な本だと思う。
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