家出のすすめ 改版 の商品レビュー
いろいろタメになるお…
いろいろタメになるお話ばかりです。中学三年生のときに読んだのですが、この時期に読んでおいて本当に良かったなと思います。自立するときに読みたい本ですね。
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自分の部屋に引きこも…
自分の部屋に引きこもりをしている我々若者は、まず何をすべきか───親を捨てるべきだ。我々が安穏とこもっているのは自分の殻ではない、それは母親の胎内だ。親からの自立。
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常識や道徳のいかさま…
常識や道徳のいかさまを暴いてます。親や教師にうんざりした時に。
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いま時分のおかれてい…
いま時分のおかれている環境がいやになったとき、手に取りたい本。自分の知らない世界を知れて楽しく読めました。
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寺山修司ファンじゃな…
寺山修司ファンじゃなくても、特に多感な年頃に1度は読むべきだと思う。最初からある物を疑問なく受け入れている自分に腹が立った。こういう見方もあるんだなぁと思わせられた。
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家出のすすめの章は、なかなか過激派な意見だと感じた。 客観的なフリをして、一貫して母と息子の関係に触れるので、作者の経験であることがすぐに感じる。また少々、女性に対してかなり荒っぽいというか…行き過ぎた思想があるようだ。 「父親」という言葉がほとんど出てこず、母の執拗な息子への愛...
家出のすすめの章は、なかなか過激派な意見だと感じた。 客観的なフリをして、一貫して母と息子の関係に触れるので、作者の経験であることがすぐに感じる。また少々、女性に対してかなり荒っぽいというか…行き過ぎた思想があるようだ。 「父親」という言葉がほとんど出てこず、母の執拗な息子への愛に対して害だの、女が家出したのち風俗嬢になろうとそれも幸せだと言うのも、なかなかに古く凝り固まった男の香りがする。 過激派な家出主義者だとしても、その孤立した鋭さ故、現代にもなにか響くものがあるのかもしれないが、いずれにしても、この本は独創的な過激派の作家が記した、個人的で感情的な本だと思う。
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なかなか過激な内容だった。正直それはどうなのかと思うことも何度かあったが、節々で刺激になるところがあった。「ある日、突然に」という思想。これは自分の内心に留めておきたいと思った。
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倫理的にさすがにどうなの、という主張も多かったが、ホントのホントのところ、自分がどう生きたいか、を考えさせられた。 社会規範にとらわれずに個人としての生き方を考えるという点で、岡本太郎の『自分の中に毒を持て』と似た雰囲気を感じた。人生に対する姿勢、責任、覚悟を思い起こさせてくれた...
倫理的にさすがにどうなの、という主張も多かったが、ホントのホントのところ、自分がどう生きたいか、を考えさせられた。 社会規範にとらわれずに個人としての生き方を考えるという点で、岡本太郎の『自分の中に毒を持て』と似た雰囲気を感じた。人生に対する姿勢、責任、覚悟を思い起こさせてくれた。
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若い頃買ってた積読を消化。かなり読むのが苦痛でした。結論読まなくていい本でした。言葉はよくないですがこの人頭おかしいのかしらと笑いながら読む部分もあり。言いたい事は分かるのですが。おすすめしません。この本読んでる時間が勿体無いです。
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ちょっと思想が古い印象。いかに現代や実生活に取り入れ、解釈するかが問題だと思う(ただし、寺山が行なっているのは問題の提起に過ぎないので精緻な理論化は読者に委ねられている) 組織化、画一化された社会への反抗として、(いわゆる)悪徳(とされているもの)や性欲を引き合いに出している。た...
ちょっと思想が古い印象。いかに現代や実生活に取り入れ、解釈するかが問題だと思う(ただし、寺山が行なっているのは問題の提起に過ぎないので精緻な理論化は読者に委ねられている) 組織化、画一化された社会への反抗として、(いわゆる)悪徳(とされているもの)や性欲を引き合いに出している。ただ、これも主知主義批判というお決まりのパターンにはまりきっている気もしないではない。 寺山の言うところの幸福や道徳の多様性、個人性は、構造主義によって現在では浸透している。やはり問題は寺山の警句をどのように解釈するかだろう。
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