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光琳デザイン の商品レビュー

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2021/03/05
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※このレビューにはネタバレを含みます

「教えてコバチュウ先生! 琳派超入門」(小林忠著)から触発され図書館で借りた。琳派のすばらしい諸作品がよくまとめられている。  特に「紅白梅図屏風」の科学分析の結果が大変興味深い、さすが所有者であるMOA美術館(熱海市)が企画・監修しているだけある。分析結果はぜひ本書を手に取って確認していただきたい。  琳派は「絵画」と「図案」が自然に共生している作品であるとのこと。また人生でひとつ楽しみが増えた気がする。

Posted byブクログ

2011/02/10

尾形光琳を中心に、琳派の絵師たちの作品と、解説文が載った本。 『燕子花図屏風』や『紅白梅図屏風』ももちろん掲載されてます。 絵画、工芸と幅広く手がけた光琳の作品には、デザインに近いものを感じます。 シンプルな文様と大胆な構図で形成されたものは 絵画というよりも、今でいうグラフィ...

尾形光琳を中心に、琳派の絵師たちの作品と、解説文が載った本。 『燕子花図屏風』や『紅白梅図屏風』ももちろん掲載されてます。 絵画、工芸と幅広く手がけた光琳の作品には、デザインに近いものを感じます。 シンプルな文様と大胆な構図で形成されたものは 絵画というよりも、今でいうグラフィックデザインに近いと思う。 現に、光琳の図案が工芸品や着物に用いられ、流通したことを考えると 光琳は江戸時代のデザイナーと言えるかもしれない。

Posted byブクログ