感じて。息づかいを。 の商品レビュー
川上弘美がセレクトし…
川上弘美がセレクトした短編集です。吉本バナナや野坂昭如、本人など異色の作家の、異色短編で、川上弘美らしいセレクションに満足できます。
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豪華な作家陣の作品が…
豪華な作家陣の作品が読める、お買い得なアンソロジーです。
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収録作品は、坂口安吾…
収録作品は、坂口安吾「桜の森の満開の下」、車谷長吉「武蔵丸」、野坂昭如「花のお遍路」、よしもとばなな「とかげ」、伊藤比呂美「山桑」、Hエリスン「少年と犬」、川上弘美「可哀相」、藤枝静男「悲しいだけ」「恋愛小説なんか似たりよったりで薄っぺらでオンナコドモの読むものでは」と思っている...
収録作品は、坂口安吾「桜の森の満開の下」、車谷長吉「武蔵丸」、野坂昭如「花のお遍路」、よしもとばなな「とかげ」、伊藤比呂美「山桑」、Hエリスン「少年と犬」、川上弘美「可哀相」、藤枝静男「悲しいだけ」「恋愛小説なんか似たりよったりで薄っぺらでオンナコドモの読むものでは」と思っているような人にオススメしたいです。かなり「濃い」作品ばかりなので。特に「武蔵丸」「花のお遍路」「哀しいだけ」が面白かったです。
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野坂昭如の短編「花のお遍路」が凄い。ジブリの火垂るの墓と同じ戦争の被害に遭う兄妹の話だが、とてつもなくエグい。ケッチャムの隣の家の少女と同じくらい、もしかしたらそれ以上に後味が悪くへこむ。でも必読の一篇だと思う。あと変態的な感じもするね。近親相姦的なところもあるし、何より腋毛!!...
野坂昭如の短編「花のお遍路」が凄い。ジブリの火垂るの墓と同じ戦争の被害に遭う兄妹の話だが、とてつもなくエグい。ケッチャムの隣の家の少女と同じくらい、もしかしたらそれ以上に後味が悪くへこむ。でも必読の一篇だと思う。あと変態的な感じもするね。近親相姦的なところもあるし、何より腋毛!!腋毛のエロさに気がつかされた作品でもある。ずっと頭に残る話でした。
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川上さんが選んだ“恋愛”小説のアンソロジーです。 川上さんの感性が、じわっと伝わる選出になっていると思います。 結構、“獰猛”な感じのお話が多いです。でも、登場人物がどこか優しいお話ばかりです。
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恋というものが何か?愛の形は?その全体を把握することはできないけれど、視点の違う作家たちの作品でその際が浮かび上がる。どの短編もエッセンスが濃厚で引き込まれます。
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05年に友人から誕生祝いに頂いた本。 短編集になっていて内容はどれも性的表現が含まれてます。 川上さんと吉本さんの作品が好き。 「とかげ」を知るきっかけになったのもこの本。
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2006.12. 選者が川上弘美さんだということで借りたんだけど、すごく豪華なアンソロジーだった。ずっと読みたいと思っていた安吾の「桜の木の満開の下」がまず入っていて、目の前に恐ろしいほど美しい桜が広がった。怖いんだけども、淋しく悲しくてずっと心に風景が残る。野坂昭如の「花のお遍...
2006.12. 選者が川上弘美さんだということで借りたんだけど、すごく豪華なアンソロジーだった。ずっと読みたいと思っていた安吾の「桜の木の満開の下」がまず入っていて、目の前に恐ろしいほど美しい桜が広がった。怖いんだけども、淋しく悲しくてずっと心に風景が残る。野坂昭如の「花のお遍路さん」はインパクトが強すぎて、胸にガンときた。さすが、川上さん。すごいものを選ぶ。
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川上弘美選の恋愛アンソロジー。 なんとも独特な感じの作品集。 個人的には坂口 安吾の作品がおぞましくて好きです。
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