雪だるま の商品レビュー
ティーポッド 1864年 元治元年 その美しい花がこの世に存在する。その花こそがうち捨てられたティーポッドの希望だった。 ティーポッドは、植え替えられて幸せだったかもしれない。もし植え替えられることがなかったら、美しい花の死を、ただ見ているしかなかっただろうから。 雪だる...
ティーポッド 1864年 元治元年 その美しい花がこの世に存在する。その花こそがうち捨てられたティーポッドの希望だった。 ティーポッドは、植え替えられて幸せだったかもしれない。もし植え替えられることがなかったら、美しい花の死を、ただ見ているしかなかっただろうから。 雪だるま 1861年 文久元年 ストーヴに恋した雪だるま。恋には理由があるの?正反対の相手だから惹かれた?自分の一部と関わりのある相手だから恋した? イラストのストーヴが着てるドレス、素敵だな。 チョウチョウ 1860年 万延元年 カミルレ カモミールのことか。恋人達の未来を予言する花だって。花びらをむしりながら、「すき、きらい…」ってする花占いは、この花でするものなんだ。あとは、マーガレット?恋人達の未来を予言する花。 この話では「心から愛してる? 苦しいほど? すごく愛してる? 少しだけ? 全然愛してない?」って感じで、花占いをしながら恋人達がいちゃいちゃするための小道具として紹介されている。みんなそれぞれの言葉で聞く。 チャンスがあった時に思い切って飛び込めなくて、すべてが過ぎ去った後に思い切ったら、何もかも失って、今ではもう自分を憐れみ他人を羨むことしかできなくなった。そんなチョウチョウの話。 どうしてこの蝶は、思い切って愛へ飛び込めなかったのだろう? 自分にはもっとふさわしい相手がいると思っていたから。運命の相手なんて探すものじゃない。ずっと一緒にいられた人が自分の運命になるんだ。 どうしてこの蝶は、自分にはもっとふさわしい相手がいると思ったんだろう? ノミと教授 1872年 明治5年 奥さん、自殺したのかもと思って、ちょっとドキドキした。 ノミと教授の関係性って、なんかちょっと…かなり…変だ! 性は創作の原点であり衝動。性は命の始まり。 性が大事なのはわかる。なんとなく。でも、わたしたちはどうして性を大事だと思うんだろう?切実だけど、性の切実さってすこし滑稽にも感じる。
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ほんのりエロいアンデルセン。 他のアンデルセンも読んでみたくなりました。子供向けもそうでないものも。
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