荒野の恋(第1部) の商品レビュー
いまや一般書も手がける桜庭一樹の作品。 12歳の恋話 とても切なくなる話でした。3部作品らしいので、始まりの話とは文句なし。早いとこ、次の話が読みたい。
Posted by
でも、荒野は蓉子さんがものすごくいやというわけではないけれど、ただ、家族というものがわからないのだ。 荒野はずっと、優しい他人としか暮らしたことがなかった。 (P.144)
Posted by
本当はここにはこういった類の本は入れるつもりはなかったんですけどね…でも面白かったのです。この作家さんは少女の微妙な心の揺れ、といったものを書かせたら絶品だと思う。
Posted by
子どもから少女になったばかりの女の子と、利口すぎて心が頭に追いついてない男の子。 主人公の荒野が、着物で鎌倉の街を歩くのがとてもかわいいです。
Posted by
- 1
- 2