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バカ殿様こそ名君主 の商品レビュー

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2022/01/28

<目次> 第1章  武士のお仕事 第2章  武士の規律と儀式 第3章  武士の恋愛 第4章  武士の流行情報 第5章  快適⁉武士ライフ <内容> 少し古めの本。内容(ネタ)はもう出尽くし感じの内容。新しい情報はなかった。

Posted byブクログ

2013/05/11

バカ殿様は、もしかすると名君主かもしれない。 江戸時代を研究する著者が迫る、時代劇ではわからない、 武士の真の姿。2005年の刊。「武士は禿げると隠居 する」を加筆訂正。 「史料を読んでいて意外な史実や慣行などを知ったとき、 その都度、根拠となる史料などを書き留めてお...

バカ殿様は、もしかすると名君主かもしれない。 江戸時代を研究する著者が迫る、時代劇ではわからない、 武士の真の姿。2005年の刊。「武士は禿げると隠居 する」を加筆訂正。 「史料を読んでいて意外な史実や慣行などを知ったとき、 その都度、根拠となる史料などを書き留めておけばよい のだが、なんとなくそのままにして、何に書いてあった ものかわからなくなる。こういうものは、論文などにも 使えずお蔵入りとなる。」本書は、そのようなお蔵入り となるべき知識を、編集部からいろいろと質問を出して もらって、それに答えたものを編集した本であるという。 基本的に著者の著作は読み易いのであるが、上記のよう な性質上、更に読み易くなっている。エッセイのような 感じであるが、広く浅くなるのはやむを得ない。 以下、いくつか面白かったお話 江戸時代の刑罰には、見せしめの意味があったという。 その中には、鋸挽きという刑があった。身体を地面に埋 められた罪人の首を竹製の鋸で通行人に挽かせるという ものである。あくまで見せしめなので、そうそう挽く者 はいないのであるが、ある時「本当に挽いた人間がいた ので、幕府の方も慌てた」という話が残っているそうで ある。 殿中の席順は、あくまで慣例として行われていたそうで ある。大名がうっかり席順を間違えたときどうするのか。 その時は、大名に席順を改めさせるのではなく席順を記 録した帳面の方を書き直していたそうである。

Posted byブクログ

2011/12/08

戦争のない時代の武士の暮らしというのは、何とも悲しいものだ。 町人の方が豊かな場合も珍しくないとは。町人に倹約を奨める理由が分かった。 身分制度を保つためなのだ。

Posted byブクログ

2009/10/04

あほうと思う政策をとった殿様の違う一面を教えてくれる本。これ系の本を何冊も読んでいると話題がかぶることがあるが、この本もそれが多い。それより挿絵を描いている深川さんのシンプルで色っぽいラインのほうを興味深く見た。

Posted byブクログ