道具としてのファイナンス の商品レビュー
ファイナンスの経験も無く、今後そういうキャリアに進む予定も無い僕がこの本を読み切るには必要な知識も興味も欠けていた。 というわけで最初の方で断念。何故この本を積読にしていたのだろうか。きっとその頃にはファイナンスの方向のキャリアに進みたいという気持ちがあったんだ。 古い積読に手を...
ファイナンスの経験も無く、今後そういうキャリアに進む予定も無い僕がこの本を読み切るには必要な知識も興味も欠けていた。 というわけで最初の方で断念。何故この本を積読にしていたのだろうか。きっとその頃にはファイナンスの方向のキャリアに進みたいという気持ちがあったんだ。 古い積読に手を出すとそういう当時の自分を発見するきっかけにもなる。
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基本的なトピックを満遍なくおさえたバランスのよい入門書。20年近く前の本になるが、ファイナンス理論は(すくなくとも私の関知するような基本的な実務レベルでは)さほど進歩しているわけでもなく、古びた感じもしない。 こういった本を読むときは、多少わからない箇所があっても読み飛ばして先...
基本的なトピックを満遍なくおさえたバランスのよい入門書。20年近く前の本になるが、ファイナンス理論は(すくなくとも私の関知するような基本的な実務レベルでは)さほど進歩しているわけでもなく、古びた感じもしない。 こういった本を読むときは、多少わからない箇所があっても読み飛ばして先に進むのが吉のようだ。ワタクシは第2章のCAPMのあたりで少しだけつまずいて読むのをやめたまま積読にしていた。いま読むとだいたい理解している話ばかりなのだが、2006年当時に読み切っていれば仕事の助けになっただろうに。今回は他の人に勧められるかどうか確認するために読んでみたもの。 一点だけ疑問に思ったところ。本社費・共通費はプロジェクションの際は考慮しないとしている。短期的、局所的にみればその通りなのだが、ビジネスを拡大するような投資案件であれば、ある理屈で加味したほうが実際的ではなかろうか。
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入社1年目の時に買った本だけど、漸く読み終わった。 書いてあることは基礎的な内容なので、普通に読み進めたけど、やっぱりこの人の書く内容って分かりやすくて良い。 債券、デリバティブ、オプションの章は、改めてなるほど、と思うところもあり。3年前に証券アナリストの勉強したのに一部忘れて...
入社1年目の時に買った本だけど、漸く読み終わった。 書いてあることは基礎的な内容なので、普通に読み進めたけど、やっぱりこの人の書く内容って分かりやすくて良い。 債券、デリバティブ、オプションの章は、改めてなるほど、と思うところもあり。3年前に証券アナリストの勉強したのに一部忘れてる…。 簡単に基礎を学ぶには良い本ですね。
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コーポレートファイナンスの基礎をわかりやすく解説してある。アカデミックではなく、本のタイトル通りファイナンスを実務で使える道具として活用するために噛み砕いて書かれているので非常にわかりやすい。
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コーポレートファイナンスのうち,ビジネスに必要な文脈に絞って説明されている。資格勉強の副読本に使えるかもしれない。
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・NPV法によるプロジェクト意思決定 ・DCF法による企業価値算出 ・資本構成 ・デリバティブの理論 今まで読んできた本ではNPV法やDCF法などの観点はあったが、資本構成やデリバティブの理論を応用したプロジェクト意思決定など、実務に落とし込んだ内容が素晴らしかった。 ブラック=...
・NPV法によるプロジェクト意思決定 ・DCF法による企業価値算出 ・資本構成 ・デリバティブの理論 今まで読んできた本ではNPV法やDCF法などの観点はあったが、資本構成やデリバティブの理論を応用したプロジェクト意思決定など、実務に落とし込んだ内容が素晴らしかった。 ブラック=ショールズ・モデルは、自然対数の底を勉強してから再度勉強し直し。
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わかりづらい数学的概念を、とてもわかりやすいレベルにまで落として説明してくれている良本。 買ってよかった。 個人的にNPVやIRR、債券の収益率が概念レベルで理解することができたのがよかった。 また、以前まで全くわからなかったブラックショールズモデル(オプションの価格を算出...
わかりづらい数学的概念を、とてもわかりやすいレベルにまで落として説明してくれている良本。 買ってよかった。 個人的にNPVやIRR、債券の収益率が概念レベルで理解することができたのがよかった。 また、以前まで全くわからなかったブラックショールズモデル(オプションの価格を算出する式)も、概念レベルで理解できた。 ざっくり言うと(正確ではないし、なんなら全然違うけど、要素で見るとって言うイメージ) オプション価格=本源価値+ボラティリティ×時間価値 本源価値とは、オプションの権利を行使したときに、生じる利益。(喪失の場合は、本源価値はない) 時間価値とは、満期までの時間を価値にしたもの。長いほど高い。なぜなら、インザマネー(本源価値がプラス)になる猶予が多いから。 ボラティリティは、価格の変動幅。オプションがインザマネーになる期待値みたいなもの。 具体的な式は忘れたけど、これだけ理解できたら、いい買い物したな〜、と思います。 これは是非ともファイナンスを勉強するなら読んでおきたい!
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内容の分かりやすさ、網羅性どちらを取ってもファイナンスの入門書として最適。入門書と言っても、この本に書かれている理論、考え方はファイナンスにおいて肝となる点ばかりであり、時々立ち返って読みたい一冊。
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簡潔に書かれているファイナンス入門書。 用語説明などは不親切なのでほんとの初学者向けではないが、雰囲気を掴むには良い教材です。
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証券投資理論、企業価値評価などのファイナンスに関する定番書籍。本書の特徴として、エクセルを用いた数値例が豊富で、しかもセル内の算式もわかりやすく表記されているので再現性が高い内容となっている。難易度の高いブラック=ショールズ・モデルの算式や共分散・相関係数もエクセルを使って数値事...
証券投資理論、企業価値評価などのファイナンスに関する定番書籍。本書の特徴として、エクセルを用いた数値例が豊富で、しかもセル内の算式もわかりやすく表記されているので再現性が高い内容となっている。難易度の高いブラック=ショールズ・モデルの算式や共分散・相関係数もエクセルを使って数値事例のとおりに入力すれば簡単に再現できる。ただ単に字面を追うだけではわかりにくい論点もエクセルを使って数字を追えば理解が進む。ファイナンスについて入門レベルから学びたい人にはお勧めの書籍だ。
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