庭仕事の喜び の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
一度読んでみて、内容が多岐に渡っていたため 自分の中で消化不良を起こしていたので 再度読み直ししました。図書館本なのでちょっと急ぎ足。 詩人、エッセイスト、ナチュラリストの著者はとても 知識豊富。あちらこちらから多くの詩などが引用されている。 シカや鳥がやってくる庭、バラが120株。とても広大で 自然豊か。著者はナチュラリストだけど植物の中では 手のかかる薔薇が大好き。中でもアブラハムダービーという イングリッシュローズ(比較的新しいブランド)が好きなのが 意外だった。オールドローズじゃないんだなー…。 日本の園芸家さんたちは瀕死の薔薇をなんとか救いたいと いう方が多いのと違い、冬の寒さであれもこれも ダメになっちゃったけど新しい薔薇をたくさん買い込もう!と いう意気込みもあったり。。生も死も受け入れるスタンス。 コガネムシがとても厄介なのはあちらでも一緒。 鳥やリスについて書かれていることも多いけど 私は鳥にはあまり関心がないので再読時は 飛ばしました。。 『庭仕事の喜び』という題だが、あとがきにある直訳 『Cultivating Delight: A Natural History of My Garden(喜びを耕す---私の庭の博物誌)』のほうが 内容に忠実。内容が庭仕事、だけじゃないので。
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